「イイ男はモラハラ夫でした」第10話。モラハラ夫と15年の結婚生活を送ったのち、離婚したRINさん。モラハラ夫との苦悩と忍耐の結婚生活とは……?当時、プロポーズと同時にバツイチであることを彼から告白されたRINさん。喜びつつも、これまで彼の言動で引っかかるところもあったため、不安に……。そこで両親の意見を聞こうと、彼を両親に紹介しました。さわやかに感じよく挨拶する彼を、両親は一目で気に入ってしまいました。両親からお墨付きをもらったRINさんは、ひと安心。その後、順調に彼とのお付き合いが続きました。ある日、彼の自宅へ行きました。離婚後に新築分譲を購入したという彼。家を買うぐらいだから経済的に安定しているのだなとRINさんは思いました。すると、彼が「この前、借金ないって言ったけど、この家のローンはあるんだ」と言ってきました。
「家のローンは将来財産になるわけだし」と、RINさんは特に気にしません。
ただ、念のため改めて「この家のローン以外は借金ないよね?」と聞きました。すると彼は……!?
そしてRINさんは、バイト先で、あるトラブルに巻き込まれてしまって――!?
「人の男に手ェ出してんじゃないわよ!!」
バイト先でボスグループに呼び出されたRINさん。
「人の男に手ェ出してんじゃないわよ! このドロボウ猫!!」
と怒鳴られました。
女性の彼氏が何度もRINさんに電話してきているのに、女性はRINさんが誘っていると思っているのです。
「もう彼に関わるな」
「このウソつき!」
と彼女の仲間たちからも非難されてしまいます。
RINさんの目には涙がポロポロこぼれてきました。そして、そんなとき、彼のことが恋しくなってしまいました。
「声、聴きたいな」
そう思ったRINさんは携帯を手にとりました。
◇ ◇ ◇
この彼女さんは頭に血が上ってしまって、RINさんの話を聞いていないようですね。バイト先や職場で人間関係が悪くなるのはつらいですよね。けれども誤解を晴らすのは難しそうです。数人に怒鳴られてしまったRINさんが、思わず涙を流したのもうなずけますね。
著者:マンガ家・イラストレーター RIN
2児男の子ママ。モラハラ夫と15年の結婚生活を経て離婚→18歳年下夫と子連れ再婚。モラハラ元夫との過去話や、現在の年下夫と子どもたちとの毎日をマンガ化しています。
ベビーカレンダー編集部