最後はまさかの展開が！｜ストーカーになった職場の男

今回紹介するのは職場で起きた、人間関係トラブルのお話。教育係の男性からストーカーまがいのことをされ悩まされた中村さんでしたが、上司に相談したことで解決の方向へ。しかしこの話には続きがあり、ラストは予想外の展開に。Mikuma(@mikuma.k)さん「ストーカーになった職場の男」番外編ごらんください。

20歳のころ、男性が9割という職場に就職した中村さん。男性の割合が高い職場だったものの、職場の雰囲気そのものは悪くありませんでした。

しかし、就職当時の指導係になった立木さんは、中村さんが今まで出会った男性とはタイプが違っていたようです。

立木さんからのストーカー行為を上司に相談したところ、悩まされていた行動が無くなり、中村さんは穏やかな生活を取り戻しつつありました。

しかし、社内では立木さんと中村さんのうわさが広まっているようです。また、立木さんが元彼女と復縁するための土下座したとの出どころが分からないうわさまで…。

そんななか、中村さんが働いていた場所で先輩の母親が働いており、立木さんの相談に乗っているうちに恋愛関係に発展し、さらには結婚という驚きの展開に。この展開には衝撃を受けました。立木さんのねじれた愛情表現が、母性に包まれ丸くなっていることを願います。

人間関係の「困った」を解決するには？

この作品の主人公・中村さんは、職場での人間関係に悩みを持ちます。今回の場合はいじめではなく、思いもよらない人からの好意でした。

誰かに好かれること自体はありがたい場合もありますが、一方で人間関係を気にしてはっきり「迷惑です」と伝えづらいケースもあるかもしれません。

中村さんのように、逃げ場が見当たらない場所や関係の中で人間関係の「困った」被害に遭った場合、どのように解決するのが良いのでしょうか。

今回、中村さんは上司や周囲の人に相談することで、立木さんとの関係から物理的に距離を置くことができます。周囲の理解があればこうして手段で解決できることもあるでしょう。

ただし、好意を持たれた本人や周囲の協力でも解決できない場合があります。そんなときは公的機関への相談も選択肢です。男女共同参画局によると、ストーカーなどの被害については警察署に直接相談するほか、警察相談専用電話(#9110)、厚生労働省所管の婦人相談所に連絡する方法があるようです。

一人で解決しようとせず、周囲の人や公的機関の手を借りて安全に解決したいところですね。

著者：kira_z07