八つ当たり？謎の行動にイライラが止まらない｜ストーカーになった職場の男

今回紹介するのは、職場で起きた人間関係トラブルのお話。中村さんは、出会って間もない、職場の教育係である立木さんから二度告白されるも断りを入れました。距離感を保ち仕事に励むも、立木さんの謎行動にイライラが募ります。「ストーカーになった職場の男」第9話です。ごらんください。

20歳のころ、男性が9割という職場に就職した中村さん。男性の割合が高い職場だったものの、職場の雰囲気そのものは悪くありませんでした。

しかし、就職当時の指導係になった立木さんは中村さんが今まで出会った男性とはタイプが違っていたようです。

新しい仕事を覚えるため、宮田さん教わる時間ができてから、あからさまに態度が悪くなった立木さん。自分の気持ちの荒ぶりを物に当たってアピールしてくる男性…いますよね。器の小ささを自ら出してしまっていることに気付かないものなのでしょうか？謎の腹筋はもはやホラーですよね。

そもそも中村さんは立木さんの彼女でもなく、告白もきっぱりと断っています。嫉妬心をむき出しにして、八当たりされるのもおかしな話です。

勤務中の態度に我慢の限界が訪れ、立木さんに連絡を入れた中村さん。その部分はスルーして「中村さんが自分のことを避けている」という的外れな返事が返って来て、中村さんの怒りはさらにヒートアップ！とんでもない人に関わってしまったかもしれませんね…。

人間関係の「困った」を解決するには？

この作品の主人公・中村さんは、職場での人間関係に悩みを持ちます。今回の場合はいじめではなく、思いもよらない人からの好意でした。

誰かに好かれること自体はありがたい場合もありますが、一方で人間関係を気にしてはっきり「迷惑です」と伝えづらいケースもあるかもしれません。

中村さんのように、逃げ場が見当たらない場所や関係の中で人間関係の「困った」被害に遭った場合、どのように解決するのが良いのでしょうか。

今回、中村さんは上司や周囲の人に相談することで、立木さんとの関係から物理的に距離を置くことができます。周囲の理解があればこうして手段で解決できることもあるでしょう。

ただし、好意を持たれた本人や周囲の協力でも解決できない場合があります。そんなときは公的機関への相談も選択肢です。男女共同参画局によると、ストーカーなどの被害については警察署に直接相談するほか、警察相談専用電話(#9110)、厚生労働省所管の婦人相談所に連絡する方法があるようです。

一人で解決しようとせず、周囲の人や公的機関の手を借りて安全に解決したいところですね。

著者：kira_z07