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養子を迎えたい娘、反対する父「子どもができない人の気持ちなんてわからない」話し合いの行方は?

  • 2022.12.9

この漫画は、インスタグラムで特別養子縁組で迎え入れた息子との日々を記録しているOnigiri_Momさんの体験談を元にしています。養子を迎えるための登録を済ませ、いよいよ養子を希望する男の子と対面します。ところが、養子縁組に猛反対する父と衝突。それでも、諦められない気持ちを抱えていたところに、救世主が登場し…。漫画『養子縁組で親になる』見どころとなるエピソードをごらんください。

ついに「わが子」に対面、親になると決意

養子を迎えるための登録をし、ついに養子縁組の知らせを受けた2人。児童相談所からの詳しい話を聞き、親になることを決意します。そしていよいよ、これから迎え入れるわが子と対面することに。

緊張しながらも初めて抱っこした瞬間、いとおしさと現実味が一気に押し寄せましたね。しかし、このままスムーズに受け入れが進むと思いきや、意外な人物から反対されてしまいます。

猛反対の父との対立

養子縁組に反対する父。「ペットを飼うのとは違う」と、親になることへの覚悟を問われます。

主人公夫妻は覚悟がなかったわけではなく、これまでさまざまな勉強や準備を重ねてきました。そこに対して理解を得られなかった点について、主人公はとてもショックを受けたようです。

一方、父にとっては、「家族=血のつながり」が大事だという価値観。また、自分の娘に余計な苦労はさせたくない、という親としての葛藤もかい間見えます。

心強い味方の存在が支えに

養子縁組に反対の父と、真っ向から対立。

かつて、親になれないことを知り、絶望した過去もあったけれど、その先でやっと出会えたおにぎりくん。どうしても、この出会いを手放したくない。主人公のそんな強い思いを感じるシーンです。

ここで、2児の母となった妹が味方として登場します。抱きしめて「味方だよ」と言ってくれた妹の存在は、主人公にとってどれほど心強かったことでしょう。

漫画『養子縁組で親になる』では、「子どもを生み親になる」という形だけが家族の姿ではないことに改めて気づかされます。また、養子を迎えるという選択は夫婦だけのものではなく、双方の家族にとっても大きな決断であることがうかがえます。家族を持つすべての方にとって、心揺さぶられる温かい作品です。

イラスト:くまの広珠

著者:ももこ

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