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韓国でのSPマッチ控えるパッキャオ、本格的にリング復帰か?自身よりも知名度の低い相手と戦うワケ

  • 2022.12.9
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「次は親善試合ではなく、正式なボクシングの試合で韓国のファンに会いたい」

世界6階級制覇を成し遂げたボクシングのレジェンド、マニー・パッキャオが、韓国への強い愛を伝えた。

12月9日、京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)総合展示館キンテックスでは「ユ・テギョンvsマニー・パッキャオ」スペシャルマッチの記者会見が開かれた。

パッキャオは72戦62勝(39KO)2分け8敗(3KO)で、6階級制覇という唯一無二の記録を持っている。

スーツ姿で登場したパッキャオは「今回の対決は親善試合だが、これからも試合に出る予定なので一生懸命準備した。ユ・デギョンとの試合は今後の試合の踏み台になるだろう」と覚悟を伝えた。

自身よりも知名度の低い相手と戦うワケ

 

そしてパッキャオは、自身よりも知名度の低いユ・デギョンとのマッチを受諾した背景を尋ねられると「ユ・デギョンがフィリピンまで訪ねてきた。真剣さに心が動いた。特に、困っている人を助けることができる試合ということで対戦することになった」と話している。

なお今回の試合の収益金は、戦争で苦しむウクライナ難民とパッキャオの祖国であるフィリピンの恵まれない人々のために使われる予定だ。

マニー・パッキャオ

またパッキャオは「親善試合だが、復帰戦でもあるので準備をたくさんした。次は親善試合ではなく正式なボクシングの試合を韓国でしたい」とし、今後の計画も明かして注目を集めた。

パッキャオは過去に引退を宣言したが、今回のスペシャルマッチで本格的にリングに戻るものと見られる。

パッキャオと対戦する武術家のユ・テギョンは「パッキャオと対決すると思うと、緊張してわくわくする。武術家としてスピードとパワーをボクシングに落とし込む。勝敗を別にして多大な努力を傾けた。試合を通じて見せたい」と意気込みを語った。

ユ・デギョンは世界各国で武術セミナーを開催しているファイターだ。「DK YOO」というニックネームでも知られている彼は、2021年12月にUFCファイターのブラッドリー・スコットとのボクシング対決で話題を呼んだ。

マニー・パッキャオとユ・テギョンのスペシャルマッチは、11日に同会場で開かれる。

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