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理想の顔の縦横比は1.4:1。若く見せたいなら、メイクで「黄金比」を作るべし

  • 2022.12.9

若返りメイクには、若作りも厚塗りも必要なし。ポイントは、顔の「比率」だ。

メイク講師・池田曜央子さんは、メイクで顔の骨格を「理想の比率」に描き変える「骨格補正メイク」を提案している。池田さんはこのメイクで、これまでに1000人以上の女性の外見を若返らせてきたという。

骨格補正メイクのメソッドが1冊の本になっている。『骨格補正メイク 「顔の比率」を描き変えて、一生美人!』(主婦の友社)だ。

顔の縦横黄金比は「1.4:1」

骨格補正メイクは、実際に顔やパーツの比率を定規ではかり、「理想の比率」との差を把握して、メイクでその比率の差を埋めるメソッドだ。これだけで「どなたでも、好印象美人に近づける」と池田さんは断言している。

きれいは「感覚」ではなく「理論」でつくる。それが「骨格補正メイク」なのです。

池田さんいわく、顔には、誰が見ても美しいと感じる「理想の比率」があるそう。たとえば、顔の縦横比は「1.4:1」、目の縦横比は「0.3:1」が理想だ。

たとえば以下の画像のように、「理想の比率」よりも縦幅の長い面長さんは縦を短く見せ、横幅の長い丸顔さんは縦を長く見せることで、「理想の比率」に近づけることができる。

眉頭は「80度」がベスト

眉メイクのポイントは、眉頭を80度に整えること。加えて、両眉の高さを揃えて平行眉にするとよい。目と眉が離れている人は、低いほうの眉に合わせると目元がくっきりし、目と眉が近い人は、高いほうの眉に合わせるとやさしげに見える。

三角ゾーンが命。それ以外はシミもほくろもあってOK

顔の中でも視線を集める、両眉と口をつないだ「三角ゾーン」。若返って見せるには、この三角ゾーンを全力で明るくするとよい。影やくすみがないように、以下のガイド通りにハイライトをのせよう。

三角ゾーン以外の位置なら、シミもほくろも気にしなくてOKだそう。またホリを深く見せるために目元や鼻のわきにシェーディングをしている人もいるかもしれないが、若く見せたいなら三角ゾーン付近のシェーディングはNG。シェーディングを入れるなら、三角ゾーンからはずれる顔まわりのみだ。

骨格補正メイクで「描き変える」ポイントは、目、眉、鼻、髪、肌の5つ。実際に骨格補正メイクを取り入れた女性は、以下の画像のように変身している。

池田さん自身も、骨格補正メイクで劇的な変化を遂げた一人。38歳で激太りし「外見差別」を受けたことから、美容やファッションを学び、骨格補正メイクを独自に考案した。43歳のときには、ミセスコンテストで特別賞を受賞するほどの好印象美人に生まれ変わった。

骨格補正メイクは、池田さん自身の悩みを解決するために考えられたメソッド。同じように「きれいになりたい」「若く見せたい」と悩む人に役立つはずだ。

「『骨格補正メイク』は、センスは不要。客観的な数値にしたがえば、必ず結果が出ます。似合うメイクがわからない、今までのメイクではパッとしなくなった、と感じられている大人の女性に、ぜひお試しいただきたいと思います」

■池田曜央子さんプロフィール
いけだ・ようこ/骨格補正メイク専門家。一般社団法人日本骨格バランス協会代表理事。青山学院大学経済学部卒業。住宅設計士として活躍していた38歳のころ、愛犬の事故死でうつ状態に。糖質依存症で外見差別を受けたことをきっかけに、美容・ファッションを学び、メイク講師として活動を開始。輪郭と顔パーツを数値で分析、骨格や年齢による変化を補正し、感じのいい美人に近づける独自の「骨格補正メイク」を考案。メイク講座やパーソナルアドバイスで累計1000名以上の女性を劇的に変身させる。43歳で-17㎏のダイエットも成功させ、ミセスコンテストで特別賞も受賞。

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