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「未来を選ぶのは、自分」モラ逃げした妻の体験を漫画化、幸せを取り戻すために必要なことは?

  • 2022.12.8

この漫画はあるママの体験談を漫画にしたものです。モラハラ夫から逃げて、子どもたちと共にホテルで仮住まいをしていた主人公。夫と離れてからも、時々フラッシュバックに苦しみ、食事を取れないこともありました。しかし、行政や友人に積極的に相談し、自分1人で抱え込まないように心がけました。新居も無事に決まり、いよいよ引っ越しの日…。主人公たちはとても縁起がいいと言われる、白いヤモリを見つけます。モラハラやDVに苦しんだ主人公が伝えたいメッセージとは?モラハラやDVに悩んでいる方にこそ知ってほしい漫画の趣旨をダイジェストでご紹介します。

周囲に「甘えよう」と決めた

夫と生活していた時、いつも自分でどうにかしないとと思っていた主人公。しかし、夫と離れてからは周りにどんどん甘えようと決め、行政や友人に積極的に話を聞いてもらいました。フラッシュバックに苦しむことがあっても、仕事や周囲の人が支えになっていたようですね。

アパートの内見にも行き、新しい生活への期待が子どもたちの表情からも伝わってきますね。

引っ越しの日、白いヤモリを見た

無事に新居が決まり、いよいよ引っ越し当日。天気が良いというだけでも幸先がいいように思えるのに、主人公たちは新居で白いヤモリを見かけます。とても縁起がいいと言われている白いヤモリがこのタイミングで目の前に現れたことに、運命のようなものを感じた主人公。

モラハラ夫との関係を再構築しようとしたり、戦ったり、逃げたり…。道のりは本当に険しく大変だったと思いますが、ヤモリが「大丈夫」と言ってくれているようにも思えて、心強くなったのではないでしょうか。

自分に優しくしてあげよう

主人公はたくさんの人の思いと見えない力に背中を押されて、夫から逃げることができたと振り返っています。つらい状況にいる時こそ、自分1人で抱え込んで解決しようとせず、周りに助けを求めることが必要ですね。

もしかしたら、今まさにモラハラやDVに悩んでいる人もいるかもしれません。どうか、自分が我慢すればいいと思わないでくださいね。自分を大切にすること、まずは自分に優しくしてあげるところから始めてみませんか。

モラハラ当事者の方にもそうでない方にも読んでほしい、貴重な体験が詰まった漫画作品です。

自身の体験を発信することについて、原案者であるはぴはろさんは以下のように語っています。

「私の体験談を読んでいただき、ありがとうございます。すてきな漫画にしてくださり、大変感謝しております。自分で読みながら、時折思い出して涙が出てしまいました。

私がこの体験をつづったのは、同じような苦しみの渦中にある女性たちの『なにか行動してみよう』と思えるきっかけになれたらと思ったからです。

それまで夫との生活の現状維持に必死だった分、何もかも捨て、大切なものを守るのは大変だし、しんどかったです。

でも、行動してよかった。私はカゴから飛び立てました。

まだまだ自分のなかの葛藤がないわけではありませんが、今は仕事も家庭も恋愛も、極めて順調です。数年前の私がどう思うでしょうか。自分でもびっくりです。

こんな人もいるのだから、得たい未来を諦めてほしくないと思います。
読んでくださった皆様が、この漫画から受け取れるものがありますよう願います」

配偶者からのモラハラやDVについては、公的機関への相談もできます。下記リンク先を参考ください。

著者:こびと

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