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『ウ・ヨンウ』旋風はまだまだ続く…『イカゲーム』に続いて米授賞式での栄誉なるか

  • 2022.12.8

ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』が、アメリカの「クリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)にノミネートされた。

アジアの授賞式ではすでに受賞しているなか、アメリカでもその勢いを継続し、昨年の『イカゲーム』に続くかが注目される。

今年6月29日から8月18日にかけて放送された『ウ・ヨンウ』は、最高視聴率17.5%を記録し、主要チャンネルではなかったENAの認知度を急激に引き上げた。

天才的な頭脳と自閉スペクトラム症を併せ持つ新人弁護士ウ・ヨンウ(演者パク・ウンビン)の、大手法律事務所での生存記を描いた本作は、パク・ウンビン、カン・テオ、カン・ギヨン、チュ・ジョンヒョク、ハ・ユンギョン、チュ・ヒニョン、ペク・ジウォン、チン・ギョン、イム・ソンジェ、チョン・ベスといった実力派俳優陣の熱演と、しっかりしたストーリーで一躍ブームを巻き起こした。

(画像提供=ENAチャンネル)『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』

作品性と話題性は韓国国内だけでなく海外でも通用。製作会社のASTORYによると、『ウ・ヨンウ』は放送終了後、多くの国とのリメイクおよび版権契約を議論中だ。またウェブトゥーンに続いてグッズ、ミュージカルなど多様なコンテンツに派生しており、その人気の高さを実感させている。

海外のヒット作と競合

 

このように、熱い人気に支えられた『ウ・ヨンウ』は、「第8回アジア太平洋スターアワード」で作家賞(ムン・ジウォン)、女性演技賞(ペク・ジウォン)、アイドルチャンプ女子人気賞(パク・ウンビン)を受賞し、「第4回アジアコンテンツアワード」ではベストコンテンツ賞、女優賞(パク・ウンビン)を受賞した。ほかにも「第13回コリアドラマアワード」では作品賞を受賞し、「第1回アジア太平洋シネマ&テレビ授賞式」ではテレビ部門ライジングスター賞(パク・ウンビン)を受賞した。

そして『ウ・ヨンウ』は今回、Apple TVの『Pachinko パチンコ』とともにクリティクス・チョイス・アワードの最優秀外国語ドラマ部門候補に名を連ねた。

クリティクス・チョイス協会(CCA)は12月6日(現地時間)、第28回授賞式のテレビ部門外国語シリーズ候補作品に上記2作を選定したと明らかにした。

(写真提供=OSEN)パク・ウンビン

『ウ・ヨンウ』と『パチンコ』は同賞で、『コペンハーゲン/首相の決断』(Netflix)、『1899』(Netflix)、『ガルシア!』(HBO Max)、『ザ・キングダム・エクソダス』(英題、mubi)、『KLEO//クレオ』(Netflix)、『マイ・ブリリアント・フレンド』(HBO)、『テヘラン』(Apple TV)と競う。

なおクリティクス・チョイスは、アメリカの番組・映画批評家たちが、作品性と出演俳優たちの演技力を評価する賞だ。今年3月に行われた授賞式では、『イカゲーム』が2冠に輝き、韓国ドラマとしてはクリティクス・チョイス史上初の受賞という記録を打ち立てた。

今年の『ウ・ヨンウ』が、前回の『イカゲーム』に続いて2年連続で韓国ドラマとして受賞できるのかに注目が集まる。

なお第28回クリティクス・チョイス・アワードは2023年1月15日、アメリカ・ロサンゼルスで開催される。

(記事提供=OSEN)

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