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50代もおしゃれを楽しみたい!体に表れる年齢的な変化をさりげなくカバーする着こなしのコツとは

  • 2022.12.8
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アラフィフの私はあるとき、鏡に映し出された自分のシワとたるみが目立つ肘に目が釘付けになり、年齢は確実に表れるのだと自覚。すてきな同年代女性のファッションを参考に、50代のおしゃれは年齢的な変化をじょうずにカバーすることがとても大切だと思いました。そして、今までのファッション感覚からカバーを重要視することにシフトしたという体験談です。

ファッションポイント見直しのきっかけ

私は単に年齢に合ったファッションが良いという考え方には賛成できません。やはり年齢に縛られない自由なおしゃれが大切だと思っています。が、体には年齢が表われてしまいます。そのため、見せない部分をじょうずにカバーすることを意識したファッション感覚を持つことも大切だと思うようになりました。

そのきっかけとなったのは鏡に全身を映したときに、いつも意識して見ることのなかった肘が目に入ったからです。そこに映った肘は、シワが寄って年齢を感じさせるものでした。見えにくい部分なので、気付いたときは目を疑ってしまいました。

それからはショッピング中なども同年代女性のファッションが気になるように。すると肘をさりげなく隠している女性は思ったより多く、じょうずにカバーしているなと感心してしまいました。このことがあってから、これから50代という変化の多い年齢に向かってファッションを工夫することがとても重要なのだと実感したのです。

同年代女性をチェックして良いお手本に

体に表れた変化にがく然とした私は、同年代の女性のファッションを意識的にチェックするようになりました。年齢による変化をじょうずにカバーしている女性のファッションが、とても良いお手本になると気付いたからです。

例えばパンツファッションなどは、私の年齢になるとおしりの垂れが気になります。しかし、じょうずに着こなしている同年代女性を見ると、さりげなくおしりの半分ぐらいを上着でカバーしています。すっぽり隠さなくても半分程度カバーすれば、あまり目立たないことも気付きました。

また、洋服だけでなくアクセサリーも参考に。例えば、カフェで見かけた同年代女性が着けていた、直径1.5cm程度の小さな金色のリングピアスがポイントとなって小顔効果があると感じ、実践してみました。

私は昔から直径5cm以上の大きいリングピアスが好きで着けていましたが、小さいピアスと比べてみると小さいほうがキュッと引き締め効果が感じられました。このように同年代女性のファッションには参考になることがたくさん詰まっていたのです。

気になる部分をさり気なくカバーする

特に年齢が出やすい肘、おしり、ウエストなどの部分をじょうずにカバーしている同年代女性のファッションを参考に、さり気なく悪目立ちしないような着こなしを考えました。

肘についてはノースリーブや半袖を着る春・夏が中心になるので、おしゃれな薄手の夏用長袖ロングカーディガンを黒・白・茶の3色そろえました。さりげなく袖を肘下まで引き上げるように着こなすことで、とてもおしゃれに羽織れました

また、パンツスタイルばかりだった私ですが、最近スカートをはくように。とはいってもフレアやギャザースカートではなく、体にぴったりしたニットのタイトスカートを選んでいます。タイトスカートはおしりのラインがはっきり出てしまいそうですが、実は模様編みのニット素材なら垂れたおしりは目立たないと同年代女性を参考にして気付いたのです。

少しゆったりした長めの上着を着ても、下がスリムなタイトスカートならすっきりファッショナブルに着こなせるので、ウエストのカバーにもぴったり! これらは、さりげなくカバーすることを意識した一例です。

まとめ

ふとしたことから気付いた自分の肘の変化をきっかけに、年齢的な変化をさりげなくカバーすることの大切さを実感。今までカバーすることは「隠す」というマイナスイメージに捉えていた私ですが、アラフィフの年齢になった今、これからのすてきな着こなしのためにはとても大切なことだというポジティブなイメージで気持ちを切り替えることができました。

そして、同年代女性のファッションの中にも参考になることがたくさん詰まっていることに気付き、今ではショッピング中でも同年代女性をつい目で追ってしまうようになりました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

【駒形先生からのアドバイス】

おしりが垂れてくるというのは骨盤や大腿周囲の筋肉の低下を表しています。隠すことで放置すると筋肉というクッションがなくなってきて、ちょっと転んで大腿骨骨折しやすくなることも。おしりの筋肉を鍛えるのがおすすめです。

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!


著者:Sakura

子どもは独立し今は夫と2人暮らし。大好きなアクセサリー作りを仕事に。収入は少ないけど好きなことなので意外と気に入っている。


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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