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16強敗退の韓国がW杯から帰国…国民の歓待にソン・フンミン感謝と決意「ここで終わりではない」

  • 2022.12.8
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パウロ・ベント監督率いるサッカー韓国代表が、大勢の人々の歓迎を受けるなか、11月7日午後に仁川(インチョン)国際空港を通じて韓国に帰国した。

仁川国際空港は多くの人でごった返していた。代表が到着する3時間前からファンでにぎわっていた。

1階だけでなく、2階にも代表選手たちを一目見ようと人々がいっぱいに集まっていた。老若男女、子ども、大人を問わず。ファンは花はもちろん、ユニホームや選手の名前が書かれたセンスあるプラカードなどを手に持っていた。

ソン・フンミンの決意「ここで終わりではない」

 

17時40分頃、代表選手たちが姿を現した。その瞬間、ファンの歓声は瞬間的に大きくなった。

韓国サッカー協会(KFA)のチョン・モンギュ会長は、「多くの声援と応援のおかげで良い成績を収められました。感謝しています」と伝えた。

カタールW杯限りでの退任を表明したベント監督も、大勢の歓迎の人手に笑顔を見せながら、「幸せで光栄です。4年間、代表チームとともに過ごしましたが、支援と応援があったからこそ高みに上がることができました」と述べた。

仁川国際空港に到着した韓国代表。コメントを伝えるソン・フンミン(中央)

キャプテンのFWソン・フンミン(30、トッテナム)は「歓迎してくださってありがとうございます。ここで終わりではありません。これからも応援してくだされば、後ろを振り返ることなく、前にもっと進めるよう頑張ります。W杯期間の間、幸せにしてくださったことに感謝しています」とし、「“折れない気持ち”という言葉が僕たちを走らせるようにしてくれました」と強調した。

10大会連続11回目のW杯出場となったカタール大会で、韓国代表は“ドーハの奇跡”を描いた。ポルトガル、ウルグアイ、ガーナと難敵が揃ったグループステージから劇的にベスト16入りを果たしたからだ。

韓国はポルトガルとの最終節を戦うまで、1分1敗で自力突破の可能性が消滅と崖っぷちに立たされていた。

突破のためにはポルトガル相手に勝利が必須で、他会場の結果次第という厳しい条件だった。それでも、ポルトガルに後半アディショナルタイムの逆転ゴールで2-1と劇的に勝利し、裏でガーナがウルグアイに2-0で勝利したことで、韓国がグループ2位で12年ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。

決勝トーナメント1回戦では世界1位のブラジルに1-4の大敗を喫し、ベスト16でW杯の戦いに幕を閉じた。それでも、多くの人々から拍手を受けるほどのパフォーマンスと闘志のこもった戦いぶりで、国民に歓喜と感動をもたらした。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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