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締めにもつまみにもなる"味噌焼きおむすび"

  • 2022.12.7

カリッと香ばしい表面はおこげご飯と味噌を段階に分けて丁寧に焼き上げ、なんともいえない味噌の風味が漂います。中は言うまでもなく、ほろりと美味しい焼きおむすびです。塩味をつくる塩、醤油、味噌の3つを軸に、余分な調味料を省いた「これで決まり」の引き算料理を料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

締めにもつまみにもなる"味噌焼きおむすび"

■“味噌焼きおむすび”のつくり方

表面はカリッと香ばしく、中はほろりが焼きおむすびの基本。握ってからすぐ焼かないのが、くずれないポイント。


◇材料 (2人分)

温かいご飯:300g
★ 甘味噌:
・ 味噌:60g
・ みりん:大さじ3
・ 砂糖:大さじ2
小ねぎ:少々(小口切り)
七味唐辛子:少々


(1)ご飯の表面を乾燥させる
ご飯を6等分にして丸く薄い太鼓形にむすび、バットに並べて、途中裏に返して、表面を乾燥させる。

ご飯の表面を乾燥させる
ご飯の表面を乾燥させる

(2)甘味噌をつくる
小鍋に味噌を入れてみりん、砂糖を入れて混ぜ、弱火で汁気をとばしながら練り合わせる。

(3)焼く
ガス台のグリルにおむすびを並べて5~6分焼き、表面に甘味噌を塗り、味噌の表面に少し焼き目がつくまでさらに焼いて器に盛り、小ねぎ、七味唐辛子をふる。

完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。


※この記事の内容は、四季dancyu 「秋のレシピ」に掲載したものです。

文:中村裕子 写真:竹内章雄

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