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【判官贔屓】はなんて読む?偉人から生まれた言葉

  • 2022.12.7

これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!

「判官贔屓」はなんて読む?

後半部分の「贔屓」については、意味や読み方を知っている方もいるのではないでしょうか。でも、前半の「判官」は、現代では耳慣れない言葉ですよね。いったい、なんと読むのかわかりますか?正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。

正解は…

正解は、「ほうがんびいき」でした!

判官贔屓は、「はんがんびいき」と読む場合も。意味はどちらも一緒で、弱い者や敗者に同情して応援したり、応援する気持ちを持つことをいいます。実はこの言葉の由来は、悲運の武士として知られる源義経(みなもとのよしつね)にあるのです。義経は、源氏と平氏の戦いで大活躍。その見事な軍功から、朝廷より「判官(ほうがん)」と呼ばれる役職に任命されます。しかし、やがて義経は兄・源頼朝と不仲になり圧力を受け、若くして死に追い込まれてしまいました。義経伝説を知る後世の人々は、義経に同情、応援したくなる気持ちのことを「判官贔屓」と呼ぶようになります。それが転じて、広く弱者や敗者を応援する気持ちとして使われるようになったのです。みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!

《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
・『日本大百科全書』(小学館)

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