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毎日の料理をちょっぴり時短! 管理栄養士が実践する「食材の活用テク」4つ

  • 2022.12.6

仕事や家事など日々忙しく過ごしている中で、毎食料理を作るのは大変! 料理の時間を短くするためには、いくつかポイントがあります。食材の時短活用方法を抑えておくと、お弁当づくりや毎日の料理がぐっと楽になりますよ。今回は管理栄養士の筆者が、時短料理のためのテクニックについてご紹介します。

野菜はまとめてカットしておく

料理をするごとに野菜を切ると、時間がかかってしまいますよね。特にいろいろな野菜を使う料理はなおさら。野菜は事前にまとめてカットしておくことで時短につながるでしょう。

すぐに使いきらない野菜は、カットしてから冷凍。冷凍後の野菜は、煮物や汁ものなどに使うとすぐに火が通りやすく、調理時間の短縮になりますよ。

ただし葉物野菜やトマト、いも類などは食感が変わりやすいため、そのまま冷凍するには不向きな食材です。いも類やかぼちゃは茹でてからマッシュにしておくと便利でしょう。

主菜は下味をつけて冷蔵・冷凍保存

肉や魚を使った主菜は、あらかじめ下味をつけておきます。肉・魚に味付けをした状態でポリ袋やジッパー付きの保存袋に入れて保存しましょう。当日や翌日に調理する分であれば、冷蔵庫で保管している間に味がしみ込みます。

翌日以降に使う分は、保存袋に入れて冷凍。調理に使う日に冷蔵庫へ入れて自然解凍しておけば、あとは焼いたり煮たりするだけでメインのおかずが完成します。

しかし冷凍とはいえ、家庭の冷凍庫の温度では食品が傷みやすいものです。週末にまとめて冷凍おかずをつくる場合は、1週間ほどで食べきるようにすると良いでしょう。

電子レンジを活用する

さまざまな調理に活用できる電子レンジ。たとえば野菜を茹でたいときは電子レンジを活用することが多いです。時短になるのはもちろんのこと、レンジ加熱をすることで、茹でると外に流れてしまうビタミン類がキープされやすいのもメリットの一つです。

また、豆腐を水切りしたいときや乾物を戻したいときも、電子レンジを使うことで手早くできますよ。

電子レンジで調理をすれば鍋などの洗い物が出ないため、片づけの手間が省けることもうれしいポイントです。

加工食品をうまく利用する

料理の時間を短くするためには、加工食品を取り入れてみて。ツナ缶やさば缶などの缶詰はおかずとしても使えますし、野菜などと組み合わせればあっという間に1品完成します。

切り干し大根や乾燥わかめ、高野豆腐など、乾物は戻している間にほかの調理もできて保存も効くため、ストックしておくと良いでしょう。

また、市販の冷凍野菜を活用するのもおすすめです。かぼちゃやブロッコリー、ごぼうなど、カットに時間がかかる食材をストックしておくと便利ですよ。

毎日の料理は時短テクニックで楽しく作ろう

忙しい日は、一から料理をつくるのが大変に感じることもあるでしょう。時短に役立つポイントを抑えれば、毎日の料理時間も少しずつ短縮できるはず。市販の便利なアイテムなども活用しつつ、楽しんで時短料理を行ってみてくださいね。

©visualspace/PeopleImages/FreshSplash/gettyimages

文/管理栄養士・寺内麻美

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