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大丈夫だと信じたい…けど何かに引っかかる|5歳娘の発達に向き合った話

  • 2022.12.6

子どもを育てていると、子どもの成長について気がかりになることってありますよね。「発達障がい」ときくと、特定の診断がついた人にしか関係がないと思われがちですが、自分の子どもには障がいがないと決める前に、うちの子にはどんな特性があるかなと、子どものことを真っ新な心で知ってみようと思うことは大切かもしれません。そう思わせてくれる、はちみつこ(©hachi_mitsu89)さんが描く漫画、第2話をごらんください。

りっちゃんは子どものちいちゃんの耳を診てもらうために病院を訪れました。

そこでちいちゃんが、りっちゃんも驚くほど嫌がり大泣きしてしまったのです。その様子を見て、先生は「発達が気になる」と言い、りっちゃんに5歳児健診に行くように強く勧めたのでした。

耳を診てもらうために訪れた病院で、「発達」について指摘されると、すぐは受け入れがたいかもしれませんね。でもりっちゃんも驚くほど泣いたちいちゃんの姿に、りっちゃんも内心どこかで引っかかっていたのかもしれませんね。

子どもを理解し、適切な支援を受けるために

子どもの発達について指摘を受けると、親としては焦る気持ちになりますよね。わが子の発達にほかの子どもと異なる点が多かったり、発達障害の特徴に当てはまったりしても、つい「考えすぎだろう」「いずれ他の子に追いつくはず」と考えてしまうことはありませんか。

発達検査を受ける意義は、決して「この子には障害がある」というレッテルを貼ることではありません。わが子にとって世界がどんな風に見えているか理解しながら、その子自身が必要としている支援やサービスにつながることに意味があります。

診断を受けて適切な支援を受けることで、発達障害のある子どもの生活上の支障は減らすことができます。しかし「うちの子は発達障害じゃない」「支援がなくてもしつけで追いつける」などと誤った見通しや期待を持つと、親子ともに苦しむ結果になりかねません。

子どもの発達障害には専門家がいます。「わが子のことは親が一番知っているはず」と思っても、子どもにとって必要な支援や成長に合わせた声かけなどの知識を得るなら、専門家の力が必要になるでしょう。早めにプロに相談し、知恵を借りることは、親にとっても子にとっても大切なことですね。

著者:ume

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