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涙腺が崩壊する。外出先で子のぐずり、通行人の手助けを「大丈夫」と断ったら…

  • 2022.12.6

保育園の帰り、不機嫌な子どもたちと家を目指していたわさび(@wasabi_2910)さん。道中さまざまな人に温かい声をかけてもらい、何度も助けられますが、娘・いとちゃんに「ママ、きらい!」と言われ、その言葉に思わず心が折れそうになります。3人は無事に家まで帰れるのでしょうか。漫画『最悪な日』をダイジェストでご紹介します。

思わず「大丈夫です」と返したけれど…

もうだめかもしれない…そう思ったわさびさんは、心の中で助けを求めます。その声が届いたかのように、ある女性が声をかけてくれました。親切にも自転車と荷物を家まで運ぶ提案をしてくれました。しかし、改めて声をかけられると急に申し訳なく感じてしまったわさびさん。思わず「大丈夫です」と返してしまいます。

こういう場面でどこまで甘えていいのか、とても迷いますよね。知り合いならまだしも、全く知らない人ですから、迷惑だろうと思ったわさびさんの気持ちもよくわかります。声をかけてくれた女性はわさびさんが遠慮していることを感じ取っているようですね。わさびさんはこのまま断ってしまうのでしょうか。

女性の優しさに救われた

「本当に大丈夫?」と聞かれ、それまでどうにかこらえていた涙があふれてしまったわさびさん。いつの間にか「大丈夫」と言う癖がついてしまっていたこと、もっと周りに頼っていいんだということに気付きます。「大丈夫よ、お母さん」と言ってくれた女性の優しさにじんわりと温かい気持ちになりますね。

親になった途端、親は強くないと、我慢しないと…と、そんな風に思ってしまうから不思議ですよね。でも、親だって1人の人間ですし、泣きたい時だってある。1人じゃ無理なこともある。

見知らぬ人に自分から助けを求めるのは難しいことがありますが、この通行人の方はわさびさんのそんな気持ちもくみ取ってくれたのでしょうか。とてもすてきな方ですね。

ようやく聞けた娘の本音

自転車と荷物を女性が運んでくれたため、すっかり気持ちも身体も軽くなった様子のわさびさん。気合を入れ直し、いとちゃんに声をかけます。ボソッと「抱っこ…」と話したいとちゃん。本当は弟ではなく、自分を抱っこしてほしかったのかもしれませんね。保育園初日で疲れや緊張もあったでしょうし、ママに甘えたい気持ちもあったと思います。

どうにか2人を抱っこして自宅へと歩き出したわさびさん。両手に2人を抱え、その2人はケンカをするというなかなか大変な状況ですが、たくさんの人に優しい視線をもらい、温かな声をかけてもらった今ならどうにか頑張れそうと思ったはず。

子どもを育てることの大変さと同時に、尊さや社会全体で子育てしていくことの大切をさ学ぶことのできる作品ですね。

著者:こびと

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