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「南アのPK戦悪夢がふたたび」韓国は森保ジャパン16強戦をどう報じたか

  • 2022.12.6
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サッカー日本代表がPK戦の末、カタールW杯の決勝トーナメント1回戦で脱落した。

森保一監督率いるサッカー日本代表は12月6日午前(日本時間)、2022カタールW杯・決勝トーナメント1回戦のクロアチア代表との試合で、前・後半、さらには延長まで120分を戦ったが1-1で引き分けた後、PK戦で1-3の敗北を喫した。

2018年ロシア大会に続き、2大会連続でベスト16入りを果たした日本は、史上初のW杯ベスト8入りを狙ったが、再び頓挫した。

日本は12年前の2010年南アフリカ大会でも史上初のアウェー大会ベスト16入りに成功したが、パラグアイと準々決勝進出をかけて戦い、PK戦で敗れたことがある。

韓国メディアは日本対クロアチア戦をどう見たか

今回のクロアチア戦でもPK戦の悪夢を乗り越えてベスト8入りを狙ったが失敗した。

「死のE組」でドイツ、スペインを相次いで撃破し、堂々とグループ1位(2勝1敗)でベスト16入りを果たした日本は、クロアチア(F組2位、1勝2分け)を迎え、序盤から火を放った。

開始2分に谷口彰吾の威嚇的なヘディングシュートで口火を切り、最前線の前田大然をはじめ前線から強力なプレスを仕掛けた。

また、日本は右サイドの伊東純也の鋭いクロスを武器にクロアチアのゴール前に襲い掛かった。前半40分、攻撃的MF鎌田大地がペナルティーエリアの左側で一度得点チャンスをつかんだが、右足シュートはゴールポストの上に飛んでいった。

しかし、前半終盤に日本がついに先制ゴールを決めた。コーナーキックのチャンスでDF吉田麻也が相手と競合していたところ、足を当ててボールを落とした。 この時、前田が素早く反応してボールを押し込みゴールネットを揺らした。

苦戦していたクロアチアを起こしたのは、ソン・フンミンのトッテナムの同僚であるイヴァン・ペリシッチだ。 後半10分、デヤン・ロヴレンが右サイドから蹴り上げたボールをヘディングシュート。ボールは日本ゴールの右隅に突き刺さり、勝負は振り出しに戻った。

その後、日本とクロアチアは一進一退攻防戦を繰り広げた。ともに攻撃的な交代カードを使ったが、なかなか追加ゴールを奪えない。90分で決着がつかず、勝負は延長戦に流れたが、延長戦の前後半30分間でもやはり得点がなかった。

結局、勝敗はPK戦で決することになった。

勝利のヒーローはクロアチアの守護神ドミニク・リバコヴィッチだった。日本の南野拓実、三苫薫のシュートを相次いで止めたのだ。

日本は3番目のキッカーである浅野琢磨が成功し、クロアチアの3番手のマルコ・リヴァヤが失敗したが、日本の4番目のキッカーとして登場した日本のキャプテン吉田麻也のシュートをブロック。その後、クロアチアのマリオ・パシャリッチのシュートが決まり、クロアチアのベスト8進出が決まった。

(写真提供=ロイター/アフロ)GK権田を労う川島

「死の組」で生き残り、歴代最高成績を記録した日本としては残念な決勝トーナメント敗退だった。一方、前大会準優勝のクロアチアは不屈の意志でベスト8入りに成功し、再び最高の座を目指すことになった。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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