【大人女子のための最新フェムテック】Vol.2　アラサーの生理事情「月経カップ」の使い方　お勧め“フェムテックグッズ”まで

2022.12.5
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アラサー女性の生理ってどうなっているの？

まず、最初に今さらだけどアラサーの生理について復習していきましょう。

一般的に女性の体は 20〜30代になると性成熟期になり妊娠・出産の準備が整います。生理がちゃんとあるということは、常に女性ホルモンの変動にさらされているということになるので、年齢とともに子宮内膜症や子宮筋腫といった婦人科の疾患も増えてきたり、生理前のイライラや不調＝PMS（月経前症候群）も起きやすくなったりします。

この年代の女性は、責任のある立場になりストレスを感じやすく、多忙による不規則な生活や食生活が原因で生理痛が悪化する場合もあります。

30代後半になると、女性ホルモンの分泌が少しずつ低下します。生理の周期が一定でなくなったり、期間が長くなったり、こない月があったり、体に変化が現れてきます。その後、40代半ば頃から更年期に入り、生理不順などを繰り返して閉経を迎えます。

生理中のブルー時期を快適にするグッズが続々と登場！

ここ最近“フェムテック”の盛り上がりとともに「月経カップ」や「吸水ショーツ」など、生理のお悩みを解決するグッズが続々と登場しています。

気になってはいるものの「使い方がわからない」「一歩踏み出せない」という声もチラホラ。LASISA読者が“フェムテックグッズ”を安心して使えるように、ホルモンバランスが乱れやすいアラサー女性の生理事情や、話題のアイテムを解説付きで、詳しく紹介していきます！

第3の生理用品「月経カップ」に注目が集まっている！

「月経（サニタリー）カップ」は、ナプキンでもタンポンでもない第3の生理用品。医療用シリコンや天然ゴムなどの素材から作られた、鈴のような形をした生理用品で、タンポンと同じく腟内に挿入し、子宮腟部に装着したカップに経血をためて使用します。医療用シリコンなどの素材で作られているので、洗って繰り返し使うことができるので環境にもお財布にも優しいんです。

最大約8時間使用できるので、ナプキンやタンポンみたいに頻繁に交換する手間もなし。長時間の業務やスポーツをする人にもお勧めです。また、ナプキンみたいに経血が外気に触れたり肌に付着したりしないので、気になる匂いもなく、ムレ・かぶれ・かゆみなどの肌トラブルも軽減できます。

日本ではまだなじみの薄い月経カップですが、最近では大手メーカーが発売するなど、徐々に注目が集まっています。かなり快適な使い心地なので、この機会にトライしてみてくださいね♪

「月経カップ」ってどうやって使うの？

煮沸消毒した「月経カップ」を、清潔な指で小さく折りたたんで膣に挿入。膣内でカップが開いて固定されます。取り出すときはカップの底を摘んで取り出せばOK。

経血は流して捨て、カップで水洗いしましょう。再装着しない場合は、煮沸消毒をして通気性の良いポーチなどに入れて保管します。

エコにも配慮した「ソフィソフトカップ」

膣内に挿入して経血を溜めるタイプの生理用品。柔らかい素材で、出し入れしやすいリングの取手付きなので、初心者でも使いやすい。交換の手間も少なく、モレやムレなどデリケートゾーンの不快感から解放されます。煮沸消毒で繰り返し使えて、ゴミもでないから環境にもGOOD！

生理期間が快適になる「吸水ショーツ」がはやっている

生理期間を快適に過ごすためのアイテムとして、ここ数年「吸水ショーツ」の人気がじわじわと加熱中。

「吸水ショーツ」とは、吸水性や防水性を備えた布を何層にも重ねて、ナプキンやタンポンを付けなくても水分を吸収してくれる新感覚の「サニタリーショーツ」を指します。ナプキンをつけているときのようなごわつきがなく、快適に過ごせるのが魅力です。洗って繰り返し使えるので環境にもお財布にも優しいんです。本当に漏れないか心配な人は、生理がきそうな日や量が少ない日、ナプキンと併用して使ってみましょう。

お勧めはスロギーの「吸水シート一体型ショーツ」

吸水シート一体型ショーツ「sloggi Period Pants（スロギーピリオドパンツ）」ワイン、ブラック￥3960〜

吸水部分は、マチ二重＋防漏層＋身生地層の四層構造。マチ周囲はバインディングテープで漏れにくく、マチ生地は抗菌防臭機能素材を使用。スロギーならではのレーヨン混素材で縫い目が少なく、ウエスト部分にはストレッチラッセルレースを使用。敏感な時期でも心地よく履けます。

内側コーティングで汚れにくいポーチ付きなので、持ち歩きができて安心＆便利。初めて履く人は慣れるまで、量の少ない日やご自宅にいる日から試してみてね。

デリケートゾーン用のソープって必要！？

最近、ドラックストアでも目にすることの多いデリケートゾーン用のソープ。気になってはいるけど、普通のソープと何が違うの？と思っている読者も多いはず。

どうして、専用のソープを使う必要があるかというと、デリケートゾーンはその名の通りとってもデリケート。一般的なボディソープだと刺激が強すぎて、自浄作用がある必要な菌も洗い流してしまい、かゆみやニオイ、おりものが増える原因になる可能性があるんです。せっかく洗うなら刺激が少なく、部位に適したソープを選ぶのがベターです。

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