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「やっぱり結婚は無理だ。別れよう」今言うの!?彼との旅行当日に起きたトンデモ事件!

  • 2022.12.5
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当時27歳だった私は、飲み会で知り合った年下の男性とお付き合いすることになりました。私は年齢的に結婚を意識していていたのですが、彼にはまだ結婚願望がない様子。それから紆余曲折あり、彼は私との結婚を意識してくれるようになったのです。しかし、彼と以前から計画していた旅行の当日、予想外の展開になり……。

ダメンズの彼には結婚願望なし

年下の彼はプライドが高くてキレやすく、すぐに怒鳴ることが多い人。加えて、頻繁に転職を繰り返していました。でも、もともと交際相手に尽くすタイプだった私は、ひとり暮らしをしている彼にごはんを作ってあげたり、家を掃除してあげたり、外食をご馳走したりしていて、彼にすすめられた仮想通貨に投資することもありました。

交際3カ月のころ、「転職して引っ越すから」と彼が言い出し、私たちは遠距離恋愛をすることに。引っ越し前、彼に「私との結婚はどう考えてるの?」と聞いてみたのですが、うまく話をはぐらかされてしまいました。

彼に借金があると判明!

その後、彼は転職先で思ったより稼げなかったのか、すぐにまた「転職したい」「引越したい」と、私に愚痴をこぼすようになりました。彼はラクして稼ぎたいという願望が強く、仕事を選んでいるようなのです。そんなある日、彼から「伝えないといけないことがあるから会いに行く」と電話が。

珍しく彼がホテルを予約し、誕生日が近い私に、誕生日プレゼントまで買ってくれました。もしかしてプロポーズかな? と思っていたら、「実は……借金があるんだ」とまさかの告白! しかし、恋に盲目だった私は「これから一緒に借金を返していこう」と伝え、彼とは、改めて結婚を視野に入れた交際を始めることになったのです。

旅行当日、彼と連絡がつかず…

その後、またしても転職活動を始めた彼に、「これから先はしばらく転職活動で忙しくなるかもしれないから、今のうちに2人で旅行に行こう」と言われ、私たちは彼の地元へと日帰り旅行をすることに。飛行機での移動となるため、現地集合でお互い別々に飛行機のチケットを予約しました。ところが旅行前日、急に彼と連絡が取れなくなってしまったのです!

メッセージは既読スルーされ、電話にも出ません。不安なまま旅行当日になり、私はひとりで飛行機に乗りました。そして旅行先である彼の地元に到着するも、いまだ彼からの連絡はなく電話も繋がらないまま。いつ彼から連絡があるかわからないため、私は空港から一歩も出られません。

温泉に入り、美味しいごはんを食べ、昼寝をし、アイスクリームを食べ、UFOキャッチャーをして……と、私は仕方なく空港内を満喫しました。そして、帰る時間が近づいてきたころ、ようやく彼からの連絡が届いたのです。

「やっぱり結婚できない。別れよう」

え、なにそれ!? 今言うの!? と、私は彼から送られてきたメッセージを見て、驚いてしまいました。今なら電話に出るかも、と思って急いで彼に電話をしたのですが、やはり出てくれません。せめて、もっと早く言ってくれたらここまで来なかったのに……と思いつつも、別れ話がメッセージでひと言だけってひどすぎる! と腹が立った私は、あんなに夢中だった彼のことが一瞬で嫌いになりました。

その後、私はまったく泣くことなく、自分へのお土産を買って帰りました。

彼がなぜこのタイミングで別れ話を切り出したのかは、実際のところ、私にはわかりません。でも、仮にほかに好きな人ができたにしろ、私に不満があったにしろ、もっと前に言うべきタイミングがあったのではと思います。それから数日後、私は彼の家に置いていた私物を取りに行って、正式にお別れしました。

実は、彼の前にも結婚話が出ながら別れることになった男性が何人かいたのですが、彼との別れを経験して、改めて私には男性を見る目がなく、自分が恋に盲目になってしまうタイプなのだと痛感しました。そのため、彼と別れてから私は結婚相談所に登録し、コーディネーターのアドバイスを聞きながら真面目でしっかりした結婚相手を探すことにしたのです。

そのおかげで、やさしくて真面目な人と出会って結婚することができ、今ではかわいい娘も誕生して家族3人で幸せに暮らしています。彼と付き合っているときは友だちに交際を反対されたり、呆れられたりすることもありました。当時は「そんなの関係ない、私が彼を好きだから」と思っていましたが、やっぱり友だちが反対するにはそれなりの理由があるんだと、考えさせられました。

彼との交際でひとつだけ良いことがあったとすれば、あのとき彼に勧められた仮想通貨がなかなか儲かったので、それだけは感謝です。

原案/長木どら子さん
作画/しお

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!


著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しお

5歳年下の夫&猫と暮らしているアラサー女子!
ゆるゆるな日々のエッセイなどを描いている。

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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