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【福島市】甘くて濃厚な味。りんごと桃とお米「さいとう農園」

  • 2022.12.5
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おいしいくだものを手軽なお値段で購入し惜しげもなく食べているとき、福島に住んで本当に良かったと思う、特派員のミッキーです。

福島は全国でも指折りのくだものの産地ですね。 今回は今まで食べたくだものの中で衝撃を受けたほどおいしく、郡山に住む私が、毎年福島に行って買っている農園を紹介します。

福島市小田。鹿島神社を目印に見えてきた田園に囲まれた中にある「さいとう農園」さん。こちらでは、りんご、桃、お米を生産、販売しています。

出典:リビングふくしまWeb

写真提供/さいとう農園

りんご みつたっぷり濃厚な味

こちらの農園では、毎年11月から2月ごろまで「つがる」と「ふじ」のりんごを販売しています。食べようと初めて切ったときのみつがたくさん入っていたりんご。

出典:リビングふくしまWeb

写真提供/さいとう農園

今でもそのりんごが脳裏に焼き付いています。それだけでもおいしさが伝わってきますね。 全体的に少し小ぶりのりんごですが、甘さたっぷり、他のりんごよりもエキスがギュッと濃縮されているかのような味です。リンゴ農家の夫の親戚がいるにも関わらずさいとう農園さんにりんごを買いに行っているのは、夫に内緒です。それだけさいとう農園さんのりんごはおいしいのです。

出典:リビングふくしまWeb

写真提供/さいとう農園

手間をかけて作るこだわりのお米 こしひかり

さらに、毎年10月ごろから「こしひかり」を販売しています。こちらの農園ではJAが進めている特別栽培農作物の認証を受けています。特別栽培農作物とは、化学肥料の代わりに堆肥などの有句を機質肥料を使うことで、微生物のたくさんいるよい土で栽培されている農作物です。農薬を減らす代わりに農家さんにとってはより丁寧な管理が必要になるということで、毎日手間をかけて園主の齋藤さんがお米を作っているのがわかります。

出典:リビングふくしまWeb

写真提供/さいとう農園

桃 品種ごとに味をくらべてみよう

最後に紹介するのは、毎年7月下旬から9月上旬ごろまで販売している桃です。種類は「川中島白桃」福島県で桃の王道である「あかつき」「まどか」「暁星(ぎょうせい)」「ゆうぞら」で、収穫の時期により品種が変わるそうです。桃により、甘さ、かたさ、大きさが違い、それぞれの桃の味比べをするのがひそかな楽しみです。私がさいとう農園さんのくだもので初めて食べたのが「まどか」。かためでさっぱりしているのにお菓子を食べているかのような甘い味の濃さがおいしすぎて、4年たった今でも忘れられません。どの品種の桃もおいしくて比べられませんが、強いて言えば、かためのさっぱりしている桃がお好みでしたら「まどか」がおススメ。ちなみに「ゆうぞら」は「白桃」と「あかつき」が交配して育成した桃です。

出典:リビングふくしまWeb

写真提供/さいとう農園

エコファーマー認定で安心、安全

桃、りんご、お米とも共通して言えるのが、味が濃厚で、少し食べただけでも「食べた」という満足感が得られることです。またこちらの農園、先に紹介したお米の特別栽培農作物の他に、土づくりと化学肥料・化学農薬の低減に努めていると福島県から認定を受けた「エコファーマー」に指定されているので、桃もりんごもお米も安心して食べられるのが嬉しいですね。

園主の熱い思い 1番のおいしい食べ方はそのまま食べること

園主の齋藤祐作さんは60年続く農園の3代目。「素材を提供するのが僕たち農家の役目。だから素材がおいしくないといけない」と語ります。齋藤さんに聞いた1番のおいしい食べ方は、「桃もりんごもお米もそのまま食べること。保存方法などお客様から教えてもらうことも多く、新たな発見があるから、お客様との話も大切にしています」とのこと。齋藤さんはくだものやお米に熱い思いをもっていて、いつもいろいろお話を聞かせて下さいます。そんな齋藤さんが丹精込めて作るくだものやお米を、ぜひ一度ご賞味ください。

園主の齋藤さん、今回はご協力をありがとうございました。

出典:リビングふくしまWeb

写真提供/さいとう農園

さいとう農園 住所:福島市小田字鹿島山56 TEL&FAX:024-546-0606 ※営業日時や販売については上記までお問い合わせください

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