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LUA先生のタロット不思議体験☆

  • 2022.12.5

今回はタロットカードの不思議について、興味深いお話をしていただけましたよ!

連続する魔術師のカード!?

以前、占いを勉強し始めたばかりのことです。「私は占い師に向いているのかな」と思い、タロットカードの中から1枚引いてみました。すると「魔術師」のカードが出たんですね。まさに占いを暗示しているカードで結果はとてもうれしかったのですが、本当にそれがタロットの答えかどうか、当時は疑ってしまって。私はもう一度、シャッフルしてカードを引きました。すると再び「魔術師」のカードが出たんです。

占いの先生にはよく「タロットで同じ質問を繰り返してはいけない」と言われていたけれど、「同じ質問をして同じカードが出ないと困るからそう教えているに違いない」と私は思っていました。そのため「きっとこれは偶然。次こそ違うカードが出る」と、もう一度シャッフルして引いたところ、やはり出たのは「魔術師」のカード!

ここまでいくとあきらめそうですが、私はあきらめませんでした(笑)。「きっとカードにクセがついていて、無意識のうちに同じカードを選んでいたんだ」と、今度はインターネットでできるタロット占いのサイトを探して、そこで一枚引いてみたんです。するとまたもや「魔術師」のカードが…。同じ結果が出ないようにブラウザを切り替えて、また占ってみても、やはり「魔術師」。

さらにもう一度切り替えて占ってみても「魔術師」! さすがに私もコワくなりました(笑)。カードとインターネットと、合わせて6回連続で同じカードが出たんですよ。今では「何度も同じことをカードに聞いてはいけないのは、仮に悪い結果が出たとき、繰り返すほどそれが肯定されてしまうからではないか」と思っています。結局、私はその後、カードが示すまま、本当に占い師になりました。

シャッフルの輪に浮かぶインド人!?

以前は個人鑑定を連日行っていました。今はもうありませんが、一時期六本木で占いのお店を構えていたこともあったんですよ。

お店を持つ前のことですが、どこかのイベント占いで、まじめそうでおとなしそうな、スーツをきた女性を占ったことがあります。「気になる相手のことを占ってほしい」と言われ、私はまずカードのシャッフルをはじめました。

シャッフルというのは、両手を使って伏せたカードを円のように丸くかき混ぜるのですが……するとなんと、その円の中央に、ターバンを巻いた男の人の顔が浮かび「ニカッ☆」と満面の笑みで笑ったんです!!!!

突然の出来事だったので、私は「わっ!?」と飛び上がって驚いてしまいました。お客さんもびっくりして「何、何、何が起きたんですか?」とぼう然。「いえ…ターバンを巻いたすごく濃い顔の人が浮かんできて…思いっきり笑顔を投げかけられたので…」というと、お客さんがあっさり

「あ、それ、彼です~。彼、インド人なんです~」

と答えるではないですか! おとなしそうな相談者の恋のお相手が、まさかインド人だなんて想像していなかったので、いったい何者が浮かんできたのかと思ってしまいました(笑)

しかし、こうなると、恋の結果はわかったも同然。「彼はあなたが気にかけてくれることを大変喜んでいますよ。とっても素敵な笑顔でしたから。安心して彼の胸の飛び込んで!」と、カードをめくる前にアドバイスしてしまいました。その後、どんなカードが出たのかは忘れてしまったのですが、とってもいい結果だったのを覚えています。お客さんも納得して帰られたし、きっとあの恋はうまくいったはずです。

「今度のイベントどうしましょうね~」とササッとカードを並べたら、 なんだかすごく良さげな結果(19太陽)が出ていました。

カードを使い続けると運がよくなる!?

シャッフルの最中に顔が浮かんできたのはそのときだけなのですが、相談者の肩ごしに、恋愛相手の顔が浮かぶことはよくありました。たいがい横顔で、相手のほうも好意を寄せていると、その顔が相談者を見つめているんですよ。反対に、相手の心が離れていると、相談者に背を向けているんです。そして、カードの結果も実際にその通りでした。連日タロット鑑定をしていた頃は、私自身の直感が高まっていたのだと思います。タロットをめくる前に、光が見えたりモヤがかかったり、どんなカードが出るかピンときたり…という不思議体験をよくしたものです。

現在私は個人鑑定をしておらず、占いの研究や書籍の執筆をしているのですが、タロットは生活の一部として役立てています。たとえば、家を出るときに空模様があやしかったら、タロットを引いてみるんです。そこで太陽のカードが出たりすると「降られそうにないから、傘はいいや」と雨具は持っていきません。結局、たとえ降水確率が80%であっても、私は雨に降られずにすんでしまいます。つまり「運がよかった」と言えるわけですね。

皆さんもぜひ、タロットに親しみ、習慣づけてみてください。会社の席について、コーヒー一杯飲んだら一枚引くとか、買い物に行く前に一枚引くとか…。毎日カードと触れあうことで、どんどんカンが冴えていきますよ。 「運がいい」というのは、「カンがいい」ということ。タイミングを逃さず、ベストな選択肢を選べること。カンがよくなれば、人はますます人生を好転させることができます。その「カンがいい人」になるためのひとつの手段が、この「タロットカード」なのです。カードや本などは手軽に手に入れることができますし、ぜひあなたも「マイ・タロットカード」を手に入れて、インスピレーションを磨いてくださいね。

お話/LUA先生

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