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お願い…今だけは許して…→アメリカで警察に怯えながら子育てする理由【いきなりアメリカで子育て(9)】

  • 2022.12.3

<お願い…今だけは許して…→アメリカで警察に怯えながら子育てする理由>いきなりアメリカで子育て[#9]

日本へ帰国出産、アメリカでの出産を経てアメリカで2人の子供を育てていると「日本とは大きく違うな~」と思うことが良くありました。
その一つに「子供を絶対に1人にしてはいけない」ことがあります。

これは、ただそう言われているだけではなく、本当にきちんと法律で決まっています。

アメリカは州によって法律が違いますが、私がいたアリゾナ州も12歳以下の子供を一人で外出させたり、留守番させたりしてはいけないという法律がありました。

日本では、子供だけで遊びに行ったり留守番したりしますが、アメリカではそれは犯罪行為で、児童虐待の罪になることもあります。
それを知らずに、子供に留守番をさせた駐在員家族が捕まり、子供は保護施設預りになってしまった、という話も聞きました。

13歳(Thirteen)となってティーンエイジャーになると一人でも行動ができるようになりますし、12歳以下の子供の面倒も見ることができます。

12歳以下を置いてどうしても出かけなければならない時は、ベビーシッターが必要です。ドラマや映画などで、高校生がベビーシッターをしたりしていますが、こういう理由があるんですね。

普段の生活ではどこへ行くにも子供と一緒で、スーパーでは買い物カートに乗せ買い物しますが、実は一番厄介だったのはクリーニング店。

いつも行くクリーニング店はお店の真ん前が駐車スペース。車を降りて5歩も歩けば店内に入れます。
ベビーカーを出すほどの距離ではなく、車の中は店内からよく見えるけど、一人でいくと子供は社内に残されてしまいます。

「でも、たくさんの洋服と子供を一度に抱えられる…?」「でもでも、車内に子供だけのところに警察が来たら完全にアウトだよね…?」などといつも葛藤状態。

子供が車内で熟睡してしまったときなどはなおさらです。

時にはさっと一人で降りて洋服をさっと置き、「準備ができたら合図して!お金払いに来ますから」と車のわきに戻ったり、カウンターに背を向けてずっと車の方を見て受付したりと、今思うと一生懸命さがちょっとずれてるなと自分でもおかしくなります(笑)

さて次回は、アメリカのママ達が作る謎過ぎるオヤツをご紹介します!

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