こだわりセンスが光るセレクトショップ【steef】にフォーカス

今年、ショップオープン10周年を迎えたセレクトショップ【steef（スティーフ）】。東急東横線・祐天寺駅から徒歩約3分の場所に佇むお店に足を踏み入れると、高い天井のシンプルな空間に、洋服や雑貨、スキンケアアイテムなどが気持ちよく配置されています。セレクトする際に大切にしているのは、“日々の生活の中で欠かせない存在になるかどうか”。モード誌の編集者や人気スタイリストも通う高感度な【steef】の魅力に迫ってみました！

素材選びやパターンに定評のある国内ブランドがメイン

「私たちが実際に着たり使ったりしてみていいと思ったものや、気分がよくなるものを選んでいます」と語るのは、店長の石政里佳子さん。ラックにかかった服を見てみると、【THE HINOKI（ザ ヒノキ）】や【TORICI（トリチ）】、【Vlas Blomme（ヴラスブラム）】、【NO CONTROL AIR（ノーコントロールエアー）】など、素材選びや秀逸なパターンで定評のある日本のブランドばかり。
「心がけているのは、ショップで接客させていただく時はもちろん、オンラインショップでも作り手を身近に感じてもらえるような紹介をすること。ほかのショップではあまり組み合わせることのないブランド同士でも楽しくコーディネートできるということをお伝えしたく、スタッフのリアルな着こなしをインスタグラムなどで発信しています」

10周年記念アイテム【JöICEADDED】の別注カラーのトラウザー

10周年というアニバーサリーイヤーに、セレクトブランドとのスペシャルなコラボレーションを展開中の【steef】。2022年11月末に発売予定なのが、【JöICEADDED（ジョイスアディッド）】のトラウザー。
「昨年発表されたファーストコレクションの中で特に好評だったのが、"Deep Tuck Trousers"。しっとりなめらかなウールギャバ生地の上品さとマニッシュな佇まいが忘れられず、別注カラーで復刻していただきました」
色は、濃淡のある杢のウール糸を使用した、深みのあるブラウン。
「流行に左右されず、長く愛用していただける一本に仕上がりました。お仕事に、お休みの日に、おめかしの場に、と様々なシーンで活躍してくれるはずです！」

冬のイチ押しは【Y.M.Walts】の独創的な柄パンツ

毎シーズン、独創的なオリジナルプリントでワクワクさせてくれる【Y.M.Walts（ワイエムウォルツ）】。【steef】のおすすめは、ノスタルジックなドローイング柄とバイカウツギ柄のパンツ。
「ポリエステル100%のウォッシャブル素材でお手入れがラクなのも嬉しいところ。ドライな肌あたりなので、季節問わずはくことができます。シンプルなTシャツと合わせたり、柄×柄のミックススタイルを楽しんでみたり。ワンピースとのレイヤードで、足元からちら見せしてもいい感じです」

職人技が宿る革小物にも注目

東京・浅草にアトリエを構え、日本を代表する職人たちとさまざまなプロダクトを生み出している【forme(フォルメ)】。
「一番人気は、手前2つのshort walletシリーズ。たっぷり入る小銭入れ以外にポケットが3つあり、お札は折らずに収納できます。年齢や性別に関係なく使えるユニセックスな見た目で、ギフトとして選ぶ方も多いです」

肌にやさしいオイル＆ハンドクリームもスタンバイ

「【MATIN ÉTOILE（マタン エ エトアル）】は、薬剤師の高島さんが肌の弱い姪御さんのために石鹸を作ってあげたことがきっかけでスタートしたスキンケアブランド。安心して毎日使えること、使用感が気持ちいいこと、楽しんで使えることなどを大切にしながら成分や香りを調合し、自然のままの植物の力を閉じこめたプロダクトです」。洗練されたパッケージも素敵なので、使うたび気分も上がるはず！

ほかにも、さりげなく個性を放てるジュエリーなど、魅力あふれるアイテムが盛りだくさん。近くには、同系列のメンズショップ【feets（フィート)】のほか、話題のカフェなどもあるので、ぜひ一度【steef】に足を運んでみて。

【steef】
東京都目黒区祐天寺2-6-13
TEL：03-5708-5611
営業時間：月〜金 14：00〜19：00
土・日 12：00〜19：00
不定休
インスタグラム
ショップ：steef_yutenji
石政さん：steef_ishimasa

Senior Writer：Momoko Miyake