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時を経た日本家屋で味わう「からすみ蕎麦」〜鎌倉グルメ

  • 2022.12.2
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鎌倉グルメとはなんだろう?

栄西禅師が開いた鎌倉五山、禅の教え
から精進料理のイメージがありますが、昨今は小町通り周辺の食べ歩き”映え”なグルメが話題ですね。

自分が思う鎌倉グルメはズバリ、古民家蕎麦料理店。そう、蕎麦屋ではない蕎麦料理店

古都鎌倉はソバの産地ではありませんが、軽井沢にある蕎麦料理店「川上庵」系列の「松原庵」や日本酒と蕎麦の「青海波」、わらび餅でも有名な「こ寿々」など、日本家屋で営む蕎麦料理店がいくつもあり多くの来店客で賑わっています。

明治以降の政財界人が別荘を建てたり、文人墨客が移り住んだりした鎌倉の古都エリアは、米軍の空襲を免れたため、日本家屋や洋館などの邸宅は姿をそのままに残っていて、老朽化で取り壊されていたりますが、それらリノベーションした邸宅で営むモダンチャイニーズやイタリアン、フレンチ、カフェなどの人気飲食店が多くある。

でも、禅のイメージがある古都鎌倉には、素朴な印象の「蕎麦」がしっくりとくると思っています。

そんな古都鎌倉に一癖ある蕎麦料理店『からすみ蕎麦 月と松』が2022年9月にオープンした。

『からすみ蕎麦 月と松』

「鎌倉殿の13人」で注目の「吾妻鏡」の「和田合戦」の件で記される「大町大路」から材木座海岸に向かった突き当たりの住宅街にある。

打ちたての蕎麦と伝統的な手法でつくられたカラスミに特化した創作日本料理店。

樹齢100年を超える松と赤提灯の下がる門が目印

からすみ蕎麦 月と松
出典:beauty-matome

メニューは昼も夜も同じ『からすみ蕎麦ショートコース』の一本勝負!

季節の料理2品と自家製からすみの蕎麦のショートコースを、数寄屋造を活かした回り廊下から庭が見渡せる、風情ある開放的な大広間のテーブル席とテーブル席の個室、そしてお茶室でのお座敷席個室とシチュエーションに応じて楽しめる。

からすみ蕎麦ショートコースの写真
出典:beauty-matome

この日はランチに大広間を予約。

《11月のお品書き》
からすみ蕎麦ショートコースの写真
出典:beauty-matome
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からすみ蕎麦ショートコースの写真
出典:beauty-matome
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からすみ蕎麦ショートコースの写真
出典:beauty-matome
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からすみ蕎麦ショートコースの写真
出典:beauty-matome
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からすみ蕎麦ショートコースの写真
出典:beauty-matome

カラスミパウダーと出汁を蕎麦に絡めながらいただく。からすみの甘い濃厚な味わいと塩気で地味深さ一入だ。

スライスされた琥珀色のカラスミはこれまた濃厚でチーズのようなネットリ感は、思わずアルコールを欲する美味さ。

-甘いもの- (コースとは別料金)

からすみ蕎麦ショートコースの写真
出典:beauty-matome
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からすみ蕎麦ショートコースの写真
出典:beauty-matome

前菜、一品料理は季節によって旬のものを調理。カラスミが苦手の方には、「生ハムとチーズの蕎麦」か「九条葱のつけたいのが蕎麦」に変更も可能。

からすみ蕎麦ショートコースの写真
出典:beauty-matome

コース料理の他に「本日のおばんざい」の逸品メニューも別オーダーできます。

からすみ蕎麦ショートコースの写真
出典:beauty-matome

からすみを楽しめるアルコールメニューも充実。

店内写真
出典:beauty-matome

海風が心地よい良いシーズンには、庭先にテーブル席も用意されるそう。

ぶっかけスタイルのカラスミ蕎麦は、あちらこちらで見かけられ、特段珍しい組み合わせでもないが、とにかくこのシチュエーションで食べるというエモさが魅力!

店内写真
出典:beauty-matome
店内写真
出典:beauty-matome

周り廊下に囲まれた大広間ならテーブル席

店内写真
出典:beauty-matome

個室テーブル席

店内写真
出典:beauty-matome
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