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スペイン戦勝利で日本が築いた“2つの新たな歴史”、韓国はポルトガル戦勝利で追いつけるか【カタールW杯】

  • 2022.12.2

サッカー日本代表が新たな歴史を記した。

日本代表は12月2日(日本時間)、カタール・ドーハのハリファ・インターナショナル・スタジアムで行われたグループE最終戦で、堂安律(24、フライブルク)、田中碧(24、デュッセルドルフ)がゴールを決めてスペインを2-1で下した。

大会前には“死の組”と呼ばれたなか、ヨーロッパの強豪ドイツ、スペイン代表を見事破り、グループ1位でベスト16入りを決める快挙を成し遂げた。

日本はスペイン戦の勝利で2つの新しい歴史を作っている。

韓国は日本に追いつけるか

 

まず1つ目は、アジアの国としては初めてワールドカップ2大会連続でベスト16入りを果たしたことだ。

これまでアジアの国がベスト16入りしたのは計6回。サウジアラビア代表が1994年アメリカ大会で、韓国代表が2002年日韓大会と2010年南アフリカ大会でグループリーグを通過している。

日本も2002年、2010年に続いて前回の2018年ロシア大会でベスト16を決めたことがある。しかし2大会連続でベスト16入りしたのは日本が初めてだ。

そして2つ目は、アジアの国としてワールドカップ最多勝利数(7勝)を手にしたこと。

スペイン撃破で喜ぶ日本代表

ドイツを破って6勝目を挙げた日本は、第2戦でコスタリカに敗れたが、第3戦の勝利で日本はワールドカップ通算7勝12敗5分となった。

アジア2位は韓国で、6勝20敗10分(カタール大会グループリーグ第2戦次点)を記録している。来る12月3日、韓国がポルトガル相手に勝利を収めることができれば、日本と並ぶことになる。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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