衛藤美彩ちゃん流の子育て論は？育児や夫婦のことを尋ねてみました！

乃木坂46時代、卒業、結婚、出産と、ライフステージが変わっていく美彩ちゃんをずっと見守ってきた百花。元気な男の子のママとなった美彩ちゃんが、今、見る景色とは？

〝子育てはチーム〟

将来、こんな子になって欲しいとか夫婦で話し合うけど、結局、笑顔でいてくれていればいいね、ってなります。

息子が生まれてもうすぐ1年、笑顔を見るのが本当に幸せ♡ どんなに疲れていてもそれだけで吹き飛んじゃいます。ただ、最初の数カ月は睡眠がとれないことがつらくて……。ミルクをあげてもおむつを替えても 時間半で起きてしまい、それが続くから私もまとまって眠れない。常に頭がぼんやりして何かを調べたくても入ってこなくて、その期間が予想以上にしんどかった。

絶対に思っちゃいけないことだけど……。私ってお母さんにならない方がよかったの？ 向いてないのかも……と思ってしまって。さらに夫がキャンプでいない時期が重なって孤独感に押しつぶされそうでした。その期間を経て実感したのが〝子育てはチーム〞だということ。例えるなら、私が監督で夫が選手。子どもを見ている時間が長いのは私なので。

妊娠中から夫には「私が子どもを見るから、あなたは私を見てね」と伝えてたんです。女性は母親になるとどうしても子どもに集中するし、メンタルも不安定になりがち。でもそれはいつか戻るから、私をちゃんと見てねって。それにすごく納得したようで、帰ってくると「息子くんはどうだった? 息子くんを見てくれたみさちゃんは大丈夫だった?」と気にかけてくれるように。彼としては息子の中に「パパともいっぱい時間を過ごした」という記憶を残したいようで、家にいる時間は本当に息子との関わりを大事にしているんです。一方で私が心がけているのは、彼に何かを頼むときは具体的に指示を出すこと、感謝の気持ちを言葉でこまめに伝えること。夫のできることが増えるたびに「すごいね！ パパもで きるじゃん！」みたいにめちゃめちゃ褒めます。育児に自信がつけば息子と 2人で過ごす時間も楽しくなるし、それで時間ができれば私も少し息抜きできたり、いい循環ができる。最高のチームワークができてきたなと感じています。

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掲載：美人百花2022年12月号別冊大人百花「おかえり美彩ちゃん」

撮影／中村完(f-me) スタイリング／弓桁いずみ ヘアメイク／山下智子 モデル／衛藤美彩