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俳優マ・ドンソクが語る映画『狎鴎亭』、「この映画を見てストレスを解消して欲しい」【一問一答】

  • 2022.12.1

俳優マ・ドンソクが映画『狎鴎亭』(原題、英題『Men of Plastic』)のために多くの努力をしたと話した。

マ・ドンソク主演の新作映画『狎鷗亭』(原題)は、湧き出る事業アイデアを武器に、口だけで生きている狎鴎亭生まれのテグク(演者マ・ドンソク)が、実力のある整形外科医パク・ジウ(演者チョン・ギョンホ)とタッグを組み、“Kビューティー”の始祖になるという物語だ。

マ・ドンソク、チョン・ギョンホ、オ・ナラ、チェ・ビョンモ、オ・ヨンソなどの俳優たちが出演する。

マ・ドンソクが「陽キャ」に変身

 

以下、マ・ドンソクとの一問一答。

上半期の『犯罪都市 THE ROUNDUP』が大きな成功を収め、今回の『狎鴎亭』に向けた観客の期待も大きいようだが、公開前の心意気は?

8年前に初めて話をいただいてからとても長い間準備した映画だ。ついに観客の方々に披露できて嬉しいし、感謝している。犯罪アクションの『犯罪都市 THE ROUNDUP』とは違って今回はコメディジャンルを披露することになったが、面白く見ていただければと思う。

最近、俳優たちが演技を越えて企画と演出まで引き受けた作品が目を引く。出演された『狎鴎亭』もまた企画から製作まで参加し、タイトルも直接つけたと聞いたが、準備過程の話を聞かせてほしい。

いつも多様なジャンルの映画を作りたい気持ちがあり、常に周辺から色々な素材を探す努力をしている。今回の作品を始める時は愉快なコメディージャンルの面白い映画を作ってみたかったため、前から色々な台本作業を共にしてきたイム・ジンスン監督に作業を提案した。長い間一緒にしてきた同僚なので、意見もよく合って、何よりとても楽しかった。タイトルは、コメディジャンルとよく合い観客の方々が楽に呼べる言葉にしたく、映画の主な背景である『狎鴎亭』にすることになった。

映画の背景を狎鴎亭一帯に設定したのには特別な理由があるのか?

子供の頃から狎鴎亭を良いお茶、おいしい食べ物が多いところだと思っていた。狎鴎亭で仕事をしながら多くの人々に会ったが、その中で成功した人々に会って成功するためにこの周りをうろついている人々もたくさん見た。狎鴎亭という町を通じて成功、欲望というキーワードを面白く表現することができそうで、成功に向けた欲望を持ったキャラクターたちが狎鴎亭で集まって作り出す話を思い描くようになった。

(画像提供=ショーボックス)マ・ドンソク

最近の作品では拳で活躍するピリッとしたキャラクターを演じたとすれば、『狎鴎亭』では久しぶりに「マブリー」の魅力を披露するMCU(マ・ドンソク・シネマティック・ユニバース)の拡張と言えると思うが、キャラクターについて紹介してほしい。

『犯罪都市 THE ROUNDUP』にはパワフルな拳アクションがあったとすれば、『狎鴎亭』にはテグクならではのアクションがある。テグクは知人の姿からインスピレーションを受けて、彼らの独特な特徴を合わせて作ったキャラクターだ。おせっかいで多様な事業アイデアが多いが、何かがうまくいかないキャラクターであり、彼のおしゃべりな姿が笑いを誘う。私は普段口数が多い方ではなく、テグクの多くの会話量を消化するのが新鮮で面白かった。テグクのお決まり台詞と言える「何を言っているのか分かるよね?」という言葉からも彼の性格が見えると思うが、この文章も知人の口癖からインスピレーションを受けた。

テグクの目を引くビジュアルも印象的だ。ファッションから自信に満ちた態度まで多様な魅力を持った人物だが、キャラクターを演じるために特別に気を遣った部分はあるか?

愉快な性格を持つ狎鴎亭の「陽キャ」らしい姿を表現するためにヘアスタイル、ファッション、小物などにとても気を使った。ヘアスタイルもカラフルだが、撮影中ずっと髪を染めてスプレーをかけるなど、スタイルを維持するのは簡単ではなかった。これまでの映画の中で最も衣装をたくさん着替えた作品でもあった。このような変身のおかげで観客の方々も今まで私がお見せしたキャラクターとは違って見えると思う。

(画像提供=ショーボックス)マ・ドンソク

チョン・ギョンホ、オ・ナラなどの俳優たちとの出会いも印象深い。台詞の掛け合いなどコミュニケーションが映画の大きな魅力ポイントのようだが、彼らとの相性はどうだったのか。

チョン・ギョンホ、オ・ナラの2人の俳優はいずれも以前から知り合いの親しい同僚たちだ。今回の作品で一緒にできて感慨深かったし、大きな役割をしてくれて感謝の気持ちだ。チョン・ギョンホとは一番多くの場面を共にしたが、演技が上手なだけでなくセンスもありユーモア感覚も優れた友人なので撮影がとても楽しかった。一緒に現場でリズム感やライブ感を生かすために努力し、相性は言葉では言い表せないほど良かった。後で必ず他の作品でもう一度会いたいという話を交わした。女優のオ・ナラもまた、映画のトーンに本当によく似合う演技でキャラクターをよく演じてくれた。ミジョンは「女性版テグク」のような人物だが、撮影現場で本当に強力なシナジー効果を発揮してくれたようだ。『狎鴎亭』はシナリオを書く時からキャラクターたちが生きていて、俳優たちを魅力的に見せてほしいと思ったが、映画の中の場面にそのような点がよく込められたようで楽しく見てほしい。

近づく年末の劇場街で『狎鴎亭』は唯一コメディジャンルの韓国映画だ。観客にどんな作品として見てもらうことを期待しているのか。

『狎鴎亭』は観客の方々が劇場に来て大きく笑って、面白く見て、ストレスを一気に解消してほしい映画だ。映画を面白く見たという感想が聞こえると、本当に大きな勇気になる。素敵な俳優たちが集まって魅力的で明るく愉快なエネルギーをお届けする作品なので、老若男女誰もが今年をすっきりと締めくくれるような、軽い気持ちで楽しめる映画になりそうだ。

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