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「壁にフックや棚をつけたい…!」そんなときに超便利なアイテムを発見。超簡単にできました!

  • 2023.1.21
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こんにちは!

室内の壁面にあいているスペースを見つけると思わず飾り棚を設置したくなってしまう、DIYライターの柴野です。

壁にフックや棚を取り付ける場合、十分な強度や耐荷重を実現するには、ネジを使うのが一番です。ですが、ここで一つ大きな問題があります。室内壁に多い、石こうボードを使った内部が空洞の壁面には、基本的にネジが効かないということです。

石こうボードの壁の裏には「下地材」と呼ばれる、壁を支える木材が等間隔に並んでいます。裏側に下地材がある場所なら、簡単にネジどめできますが、フックや棚を取り付ける位置が下地材と同じになるケースはまれでしょう。

そこで役立つのが、今回紹介する石こうボード用アンカーです。

石こうボード用アンカーを使えば、簡単にネジどめできる!

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ボードアンカー かべピタ!ミニ 税込1,100円/ダンドリビス

石こうボード用アンカーは、ネジどめしたい箇所にあらかじめ挿し込んでおくことで、ネジを強固に保持できる補助具です。

石こうボード用アンカーには、「かべピタ!」のように円錐形の樹脂パーツをねじ込むタイプ以外にも、壁裏で羽が開いて固定されるタイプなども市販されています。

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壁裏に下地材がないことを確かめた上で、壁にアンカーを差し込むための下穴をあけます。通常はドリルを使用しますが、この「かべピタ!」では付属のネジで穴をあけます。

なお、下地材の有無を確認するには、壁をノックした際の音の違いで判断するか、専用の「下地探し」を使うとよいでしょう。

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下穴をあけた箇所に、アンカーをねじ込みます。うまく入っていかない場合は、一度逆回転してから再度回すときれいに仕上がる場合があります。

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アンカーの穴にネジでフックを固定します。このアンカーの安全強度は約3kgなので、耐荷重性能の範囲でフックに重い荷物を吊り下げることもできます。

 

【作業の方法】

  1. 付属の専用ネジで石こうボード壁に下穴をあける(またはドリルで下穴をあける)
  2. アンカーをねじ込む
  3. 金具等をネジどめして固定する

 

※石こうボードアンカーには、商品ごとに保証される耐荷重が設定されています。安全強度を超えた荷重をかけると、壁面を損傷するおそれがあるため大変危険です。また、それぞれ対応するネジの直径や長さも異なるので、適合するネジをご使用ください。
※記事内の情報は投稿および記事執筆時点の情報です。価格変更や売り切れ、販売終了の可能性もございますので、ご了承ください。



著者:柴野 聰(しばの そう)
DIYライター。1978年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリー転向。多くのDIY実用書の制作に携わる。現在、築50年の木造戸建てをDIYでセルフリノベーションしながら生活する。