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「実はオレ…」万年金欠の彼にとんでもない隠し事が発覚!さらに…

  • 2022.12.1
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「愛があれば、お金なんてなくても平気!」と思っていた20代半ばの私。当時、交際していた同い年の彼はつねに金欠でしたが、そのぶん、おうちデートを楽しんでいました。しかしある日、彼がずっと隠しごとをしていたことが発覚。さらに、彼はお金がないのに無謀な計画を立てていて……。

25歳で付き合った同い年の彼は万年金欠

結婚願望が強かった25歳のときに出会った彼。同僚に連れられて行ったある市民サークルで、大学生から40代ぐらいの男女が10名ほど参加していたグループの代表が彼でした。

彼は私と同い年で、契約社員の整備士。ひとり暮らしで自家用車を所有していました。付き合う前に、彼から「お金がない」とは聞いていましたが、「20代半ばのひとり暮らしなら、確かにあまり金銭的な余裕はないかも」と、私はそれほど深刻に受け止めていませんでした。しかし、実際に彼との交際を開始すると、思っていた以上に彼の生活は苦しいものだと判明したのです。

2人で居酒屋に行くとお会計は割り勘が当たり前だったのですが、それでも彼は「今月はもう外食は無理」と言うのです。そこで私は、できるだけ外食を控えて、彼と会うときは彼の家に食材を持ち込み、手料理をすることに。お出かけは月に1回だけにし、積極的におうちデートをして、彼の金銭的負担を軽減しようと考えたのです。こうして、私たちはおうちデートをメインにしながらも、楽しく過ごしていました。

実はアルバイトだった彼。さらに借金も発覚!?

ただ、付き合っていくうちに、彼が契約社員ではなくアルバイト扱いであること、ボーナスもなく手取りで17万円の収入ということが発覚。さらに9万円の借金があると言うのです!

お金の使い道を聞いてみると、「パソコンを買うための借金で、ローンを組めないから知り合いの電気屋で購入する際に借金をした」とのことでした。「それぐらいのお金も用意できないのか……」とガッカリしたのと同時に、お金がないにもかかわらず買ってしまう彼の計画性のなさに、私は呆れてしまいました。

「借金のある人とは付き合えない」とキッパリ伝えると、彼はアルバイトを掛け持ちして今まで以上に働き、なんとか借金を返済。どうにか私たちは破局を回避しました。

「夢だった外車に乗れるかも!」と言い出した彼

彼と付き合うまでは「愛があれば、お金なんてなくてもいい。私が働けば大丈夫!」と思っていた私。しかし、現実はそう簡単なものじゃなく、2年ほど彼と付き合っているうち、「この人と結婚したら、共働きしても、たまの贅沢は値引きシールの貼られたお惣菜になるのかなぁ。子どもなんて産めないよな……」と考えるように。そうは思いつつも、彼のことが好きだったので交際を続けていました。

そんなある日。車好きの彼が「生活を豊かにしたいから、車を手放すか、軽自動車に乗り換えようと思う」と言い出しました。そう言われた私の気持ちとしては、正直に言えば、「彼の車がなくなると、私が毎回車を出さなきゃいけないのか。イヤだなぁ……」と思ったのが本音でしたが、「車がなくても生活には困らないだろうし、結婚に向けて貯金ができるかも」と発想を転換。彼からの提案を前向きに考えました。

ところが、数日経って彼が「もしかしたら外車に乗れるかもしれない!!」と、うれしそうに話してくるのです!

状況が読めない中、「なんだか怪しい」と感じた私が、「ついこの間、車を手放すか軽自動車に乗り換えようか迷っていたのに、どうして突然、維持費も燃費もかかる外車に乗る方向へ変わったの?」と尋ねると、彼は「知り合いが安く譲ってくれるんだ! 外車に乗るのは夢だったからめっちゃうれしい!」と言うのです。

安く譲ってもらえるとは、その外車を購入するには150万ほど出さなければいけないとのこと。もちろん、彼には貯金などなく、また借金に手を出すのは目に見えています。

この話を聞いて、金銭感覚がズレていて計画性のない彼に対し、好きだった気持ちがすっかり冷めてしまった私。「この人との将来はない」と判断して、そのあとすぐに別れました。

彼と付き合っていなかったら、今でも「愛があればお金はいらない!」と、思い続けていたと思います。結婚相手には、計画性や生活力の有無も重要な検討材料のひとつと切実に思い知らされたという意味では、彼とのお付き合いも有意義だったかもしれません。その後の恋愛では生活力のある人と付き合い、そのままゴールイン。無事に子どもも産むことができました!

文/和田なな子さん

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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