切り口が黄色と緑、新鮮なキャベツはどっち？

「週末に買いだめ。週の後半に食べようと思った野菜が野菜室でしなしなになってる！」
「新鮮な野菜ってどうやって選べばいいの？」
「毎日ちゃんと食べてるのに、なんだか最近疲れ気味......栄養足りてないのかな？」

野菜をたくさん摂りたいけれど、わからないことは多い。そんなときは、日本一有名なスーパー店員・青髪のテツさんに攻略法を教わろう。

11月30日に発売された「野菜売り場の歩き方」（サンマーク出版）では、今まで誰も教えてくれなかった野菜に関する選ぶ・買う・食べる、そして保存・料理・栄養・節約のノウハウを大公開している。

では、ここで野菜がもっと美味しくなる青髪のテツさんからの挑戦状にチャレンジしてみよう。

Q1：1/2や1/4にカットされたキャベツ、新鮮なものはどっち？

①切り口が黄色いもの
②切り口が緑色のもの

Q2：実はアスパラガスには性別があります！穂先の締まりがゆるい方がオス、穂先がしまっている方がメスです。オスメスそれぞれの味の特徴を当ててください。

①オス：歯応えがある・メス：柔らかい
②オス：苦い・メス：甘い
③オス：β-カロテンが豊富・メス：ビタミンEが豊富

Q3：冷蔵庫の中でも野菜室は、野菜の鮮度をなるべく長く保つために作られていますが、この中でひとつだけ野菜室に入れてはいけない野菜があります。それはどれでしょう？

①オクラ
②ブロッコリー
③トマト
④ナス

では、正解を発表！

A1：新鮮なキャベツは......

①切り口が黄色いもの
切ってから時間が経つと、光合成で黄色い切り口が緑色に変色します。これは白菜でも同じ。カットされたキャベツ・白菜は「黄色」を選びましょう。

A2：アスパラガスのオスメスの特徴は......

①オス：歯応えがある・メス：柔らかい
アスパラガスには性別があり、オスは歯ごたえがあり、メスは柔らかい食感が特徴。一般的には食感が柔らかいメスの方が人気があるようですが、好みや用途に合わせて選びましょう。

A3：野菜室に入れない野菜は......

②ブロッコリー
野菜によっては適切な保存温度が異なるため、全て野菜室に入れるのはお勧めできません。ブロッコリーは最適保存温度が0～5度のため、3～7度の野菜室より、0～6度の冷蔵室が向いています。

ほかにも、今日から使える「野菜選びのポイント」を徹底的に解説している。

◎ブロッコリーは蕾に注目！ 冬は紫がかったものが甘くておいしい！
◎柔らかくておいしいにんじんを選ぶなら、「軸」に注目！

さらに、野菜売り場で注目すべきコーナーや、節約したいなら買ってはいけないものなど、スーパーの店員だからこそ知っている節約技もこっそり教えてくれる。

スーパーも野菜も上手に活用して、節約しながら新鮮な野菜を毎日の食事に取り入れていこう。

第1章 これだけ！ 覚えておきたい野菜のキホン
第2章 面白いくらいよくわかる野菜図鑑
第3章 野菜売り場で得する節約スーパー活用術

■青髪のテツ（あおがみのてつ）さんプロフィール
日本一有名なスーパーの店員。
野菜・果物ジャンルのインフルエンサー。
長年スーパーマーケットの青果部で勤めてきた経験を元に、Twitterやブログを通じて野菜や果物の知識を発信。48万人（2022年10月現在）のフォロワーを誇るスーパー業界随一のインフルエンサーとなる。野菜の選び方、簡単レシピ、長持ちする保存方法、相場予報など、生産者と消費者を?ぐ視点の発信で幅広い世代から支持を得ている。目標は、若い世代に野菜をもっと好きになってもらうこと、そして野菜の消費量を押し上げていくこと。