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『気象庁の人々』イ・シウ役ソン・ガンの経歴が興味深い

  • 2022.11.27

2017年に韓国で放送されたドラマ『カノジョは嘘を愛しすぎている』でデビューし、900倍の競争率を勝ち抜いて主演した『恋するアプリ Love Alame』シリーズで注目されるようになった。

そのソン・ガンが出演して話題となったドラマが『ナビレラ~それでも蝶は舞う~』『わかっていても』『気象庁に人々:社内恋愛は予測不能?!』である。

踊りに夢を見出してバレエ練習生となった70歳の老人と、その老人にバレエを教える先生となった23歳の青年。バレリーノを目指す2人の様子を描いた物語である。

本作で、バレエ練習生となった老人シム・ドクチュル(パク・イナン扮)にバレエを教える23歳の青年イ・チェロク役を務めたのがソン・ガンだ。

ソン・ガンは『ナビレラ』でバレエに初挑戦したそうだが、それを感じさせないほど美しい表現力で圧巻の演技を披露し、パク・イナンと一緒に最後までドラマを盛り上げていた。

ソン・ガン
ドラマで見せる最高の演技

次に紹介する『わかっていても』は、恋愛はしたいが愛を信じることのできない女性と、恋愛は面倒だと思うも友達以上恋人未満の関係になりたい男性の物語を描いたラブロマンスだ。

このドラマで、恋愛を面倒だと考える美大生パク・ジェオン役を務めたソン・ガンは、相手役の美大生ユ・ナビ役のハン・ソヒと魅力たっぷりの演技を披露していた。

そして、『気象庁の人々』でチン・ハギョン役のパク・ミニョンと共演したソン・ガン。彼が演じたのは、気象庁総括2課で特報担当のイ・シウというキャラクターだ。

ジャンルは職場ロマンスで、タイトルからもわかる通り気象庁が舞台となっている。『七日の王妃』や『キム秘書はいったい、なぜ?』で魅力的な演技を披露したパク・ミニョンの相手としてすばらしい演技を披露したソン・ガン。

そんな彼が俳優を目指すようになったのは、映画『タイタニック』のレオナルド・ディカプリオに憧れたからという。

ソン・ガンは、高校時代から大手アイドル事務所からよくスカウトを受けていたようだが、それをすべて断っている。それだけ俳優になりたいという思いが強かったのだろう。

多くの作品で俳優としてのキャリアを積んできた彼が、次回作でどんなキャラクターに扮するのかがとても興味深い。

文=大地 康

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