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「私はただの居候…?」順調に思えた義両親との同居。しかしだんだんと明らかになる夫の本性に…

  • 2022.11.27

家を購入するとなったとき、夫の両親との同居を検討する人も多いのではないでしょうか。ただでさえ、気をつかう義両親との生活。一家の大黒柱となる夫にはしっかりとして欲しいものです。しかし、私の夫はいざ同居が始まると、実家気分で義両親に甘えてしまっていました。今回は、そんな困った私の夫についてお話しします。

これだとまるで私が居候みたい!

同居をする上で決めたルール

夫の両親との同居が決まったのは、2人目の子どもが生まれるタイミングでした。同居の話を持ち掛けられたとき、私は反対でした。

その気持ちを正直に夫にも話しましたが、「俺は長男だし、ゆくゆくは親の面倒を見ていくつもりだから」 と最もらしい理由をつけて譲りません。何回話し合いをしても、意見は平行状態のまま。

どうしても話がまとまらないので、最終的にはある程度ルールを決めてそれが守れるならと私が折れる形で義両親との同居が決まりました。

同居に反対だった理由はいくつかありましたが、1番の理由はそもそも夫に「1人暮らしの経験がなかったこと」 です。夫は1人で生活した経験がないためか、結婚後も積極的には家事をしていませんでした。

それなりには手伝ってくれてはいたのですが、同居することで両親がいるという環境に甘え、今までしてくれていたことを何もしなくなってしまうんじゃないかというのが心配だったんです。

そんな夫に、「同居とはいえ、家主はあなたになるのだから、独身のときのように両親に頼りきりになってほしくない。2人の子どもの親にもなるんだから、もう少ししっかりとしてほしい」と伝えました。さらに、なんでも両親に頼まずに自分のことはなるべく自分ですること、家事や育児など分担できることはできるだけ協力することを約束し、私たちの同居生活はスタートしました。

順調に見えたがフタを開けてみると…

同居開始当初は夫もルールを守り、ごみ捨てなども率先してやってくれて、トラブルなく生活ができていました。私も「あれほど心配していたけれど、夫もルールを守ってくれているし、やればできるんだな」と夫に感心していたのもつかの間。だんだんと夫の本性が出始めてきたのです。

あれほど口酸っぱく約束したルールも喉元過ぎればなんとやら……。次第にルールを守らなくなり、義両親のやさしさに甘えきる姿が目立つようになりました!

「あれ取って」 「これやって」 「なんか食べたい」 など自分で動けばできるようなちょっとしたことも義両親にお願いし、自分はスマホをいじってゴロゴロ。甘えきって自立できていない夫を見るとイライラが止まらず……。「それぐらい自分でやれば?」 と、つい義両親の前で強く言ってしまうこともあります。

これでは夫は実家にいたときと何も変わらず、だんだんと「私が夫の実家に居候しているみたいで嫌だ……居心地が悪すぎる。そもそも、最初に交わした約束は何だったんだろう?」 と不信感と不満が募るようになりました。

この先のことを考えると

夫が義両親に甘えるのは3人目の子どもが生まれても相変わらずで、「子どもとアパートを借りて別居をしたほうがマシ……夫が義両親から離れられないなら、そもそも離婚したほうがいいかも」 などと、別居や離婚までを考えてしまうほど、嫌気がさしていました。

実際に我慢の限界が来たときには、「同居する前に約束したよね? 何で、自分でできないの?」「家主として、父親としての自覚はあるの? いつまでも親に甘えないで!」 と訴えたりもしました。

相当我慢していたことが伝わったのか、そのときばかりは夫も反省。きちんと謝罪もしてくれて、翌日から約束を守ってくれるよう努力していました。ただし、それが続くのはほんの数日だけ。時間がたてばまた同じような状況に戻り、また私に我慢の限界がきての繰り返し……。

今はまだ義両親も元気ですが、いざ介護が必要となったとき、夫を頼れる気がしません。そして、いつかは義両親とも別れのときが来ることも避けられない事実です。

まだ義両親から自立しきっていない夫を見ると、実際に義両親が亡くなったときに果たして夫は一家の主として、そもそも父親としてしっかりとしてくれるのか……。そんな姿もまったく想像が付かず今から不安です。

これからも夫に「しっかりして!」 と言い続けるしかないのかなと思うと、正直うんざりしてしまいます。

まとめ

もっと強く同居に反対していれば、もっときちんとしたルールを決めておけばよかった、と後悔する部分が多々あるのも事実です。しかし、義両親には助けられている面もたくさんあるので、100%同居が失敗だったとは思っていません。これからは、まず夫のかじ取りのじょうずな方法を見つけていくところから歩み寄っていこうかなと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:すずき恵子

読書とアニメ好きな1児の母。娘の好きなアニメのキャラクターになりきって、ごっこ遊びをするのが毎日の日課。リアルな体験談はもちろん、多数のジャンルで執筆しています。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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