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20万貸してと相談されたらどうする? しいたけ.さんが診断「あなたの人付き合いの傾向」

  • 2022.11.26

お金の貸し借りは、価値観や人格が問われるセンシティブな問題。本能的に人間関係に対する色が強く表れます。人との交流のカタチが変わりゆく2023年。あなたの人付き合いの傾向について、占い師、作家のしいたけ.さんがアドバイス!

友達から“お金の相談”を受けたら!? 態度でわかる、人間関係の特徴。

「友達から『20万円、お金を貸してほしい』と相談されたら、あなたはどんな反応をしますか? 金額的に簡単には貸せないけれど、即断るほどだらしない理由でもなさそう…。きっと、話を聞く、すぐシャッターを下ろす、動揺する、共感するなど、対応は人によってさまざまです。そこから見えてくるのは、あなたの人間関係の傾向を象徴するカラー。’23年の動きやむなしくなった時の対処法、まずやってほしいこともカラーごとにお伝えしますので、よろしければ参考にしてみてください」(しいたけ.さん)

HOW TO TEST

友達だと思っていた人から突然、「20万円、お金を貸してほしい」と言われました。理由ははっきりしませんが、単なる遊ぶお金欲しさではないよう。どんな態度をとりそうですか? ひとりの人が持つ色は1色とは限らないので、当てはまるものが複数ある場合は重ねてチェックしてもOKです。

1、自分にも有望な話なら一度は検討する。

お店を出すなど、自分も興味がある前向きな理由であれば融資するけど、遊興費や生活費のためなら断る。銀行のようなイメージ。

2、ふたりで飲みながらじっくり話を聞く。

「お、とりあえず話聞くよ、いつ会える?」と伝え、後日じっくり話を聞く。怒るところは怒るが、貸せる範囲で貸す。

3、全額は貸せないけど、あげると思って貸す。

自分を頼ってくれたことが嬉しくて、自分が納得いく理由で可能な額なら、あげると思って貸すこともやぶさかではない。

4、その場の会話を繋ぎ、身の処し方を考える。

動揺しつつも「周りの人はなんて?」とその場の会話を繋ぎつつ、雰囲気で「少しなら協力できるかも…」と口走ったことを後悔。

5、投資家感覚でプレゼンを求める。

貸すとしても投資だと考えているから、「私のことを投資家だと思ってプレゼンしてみてよ」と伝え、そこから説教も厭わない。

6、理由が気になってすぐに話を聞く。

相談事を正面から受け止め、「何? どうした?」とその場ですぐに話を聞こうとする。お金は貸さないが自分なりのエールは送る。

7、別の条件を引き合いに出して交渉する。

お金を貸すことはやぶさかではないが、相手の人脈やチャンスに参画させてもらうなど、別の条件を引き合いに出して交渉する。

8、断る前提で話を聞き、後の距離感を考える。

「何があったの?」と状況を詳しく聞きながらも、すでに相手との間に見えない透明の壁を作り、断った後の付き合い方を考える。

9、少し間を置き、判断材料を集める。

「なるほど、ちょっと待ってね」と席を外し、「借金返済 確率」「お金を貸して 嘘」で検索をかけ、判断するための情報を集める。

10、とにかく助けになりたい。最大限工面する。

距離が近しい人であれば、助けになりたいと思う。「日まで待ってくれたら、これだけ渡せる」と、工面してあげようとする。

11、「え、大丈夫…?」ととにかく心配する。

貸す貸さないの前に心配し、パニックになって動揺し、その場から動けなくなる。その後、感情ファーストで話を聞き、何日も悩む。

12、言葉以上に表情で気まずいオーラを出す。

みるみる顔色が悪くなっていき、「あ…そうですか…厳しいと思います」と、言葉以上に表情と挙動で気まずいオーラを出してしまう。

13、大胆な頼み事が少し嬉しく感じる。

本当だったら人に言いたくないようなことを自分に言ってくれたことに嬉しさを感じる。嬉しさや好奇心が勝れば貸してしまうことも。

14、そもそもの考え方を変えさせる。

自分でどうにかしたほうがいいと、考え方を変えることをすすめる。安易な方法に頼る人とは友達でいられないと伝える場合も。

15、ネタとして話を聞いてみるが、貸せない。

びっくり半分、楽しさ半分で、「ねぇ、なんで私なの?」と聞くが、推し活などでお金がカツカツなので最終的には断る。

16、貸す以外の具体的なアドバイスをする。

どういう原因でそういうことになったか話をよく聞き、国の融資制度を紹介するなど、自分がお金を貸す以外のアドバイスをする。

17、どれくらいなら出せるかを考える。

その場では動揺し、うまく返事ができないが、帰宅後、自分の財布の中身や預金残高を見て、どれくらいなら出せるのかなと考えてしまう。

18、ショックを受けつつ、「考えておく」と伝える。

“え、そういうこと頼むんだ…”と軽くショックを受けつつ、その場では答えを出さずに、後日、信頼の置ける別の友人に相談する。

お金の相談への態度でわかる、あなたの人間関係の色。

友達からお金の相談を受けた時にとりそうな対応から、あなたの人間関係の特徴を表すカラーがわかります。複数チェックした場合は、それぞれの色の要素があるということ。各カラーの解説をじっくり読んでみて。

【1を選んだ人は】ベージュ:’23年は人間関係リセットの時。新たな環境での出会いを大切に。

ベージュの人の人間関係はかなり狭いです。というのもベージュの人は独特の価値観を持っていて、生きていく上で“理想の環境を自分たちの手で作り上げていこう”みたいな思いが強いから、付き合う人たちと疑似家族のような深い関係になりがち。仕事でもプライベートでも同じ人たちと結びついていることが多いです。でもこの2~3年は、それまで家族のように付き合ってきた人たちとバラバラになってしまったり、昔のような関係でいられなくなってしまったり、ある種、コロナの混乱で一番ダメージを受けている人かもしれません。そんなベージュの人の’23年は、人間関係のリセットの年。新しい出会いにもかなり恵まれていく一年になりそうです。だから昔から繋がっている友達ももちろん大事ですが、そこに固執しすぎないこと。それよりは趣味やジャンルはバラバラでもいいから、新しい環境で仲良くなった人たちと再スタートを切ることを大事にしてみてください。

【2を選んだ人は】紫:原点に返って自分を見つめ直し、人間関係を再構築していく年。

18カラーの中でも一番の人情派である紫の人。夜中まで飲みに付き合ったり、人付き合いのための時間も惜しみません。それは自分自身が人との繋がりを大切にしているし、感謝もしているので、常にその恩を返さなきゃという思いがあるから。一方、人間関係に深入りする人だからこそ、相手が黙って去っていくと傷つくし、恩を返されないと音信不通になったりもします。そんな紫の人の’23年は、’22年に引き続き“人間関係のやり直しチャンス”に挑んでいきます。というのも、紫の人はコミュニケーションマスターでもあるから、ある種コミュニケーションがパターン化してしまって、流暢に話はしていても聞くべきところを聞いていなかったんじゃないかとか、原点を見つめ直す時期に入っていくのです。だから’23年はコミュニケーションを、ただ話をしていて気持ちいいだけの時間にしないように意識していくし、デリケートな部分に関してももっと丁寧に話し合おうとしていきます。

【3を選んだ人は】緑:居心地のいいホームを求めてたくさんの人に必要とされる時。

緑の人はいい意味で世界が小さい人たち。どれだけ楽しくて、美味しくて、居心地いい場所を作れるかということを日々追求しています。たとえ世の中が変わったとしても、自分の興味があることややりたいことが変わらず、常に「あそこの寿司屋がうまい!」とか、「あの店のコスパがいい!」とか、そんな話ばかりしています。その変わらなさが緑の人の強さであり、人間関係における魅力でもあるのです。’23年は、そんな緑の人がたくさんの人から必要とされる時。というのも、世界が混乱に陥ったことで、今はギスギスした話より、平和でゆるい話が求められているから。だから緑の人は変わらなくていい。そのままのサービス精神でお店を紹介してあげたり、「ごはんでも食べに行こうよ」って連れ出したりして、コミュニティの仲間たちが変わらず帰れるホームを作ってあげてください。あなたの平和な話に癒されたい人がどんどん寄ってきて、新規のメンバーも増えていきそうです。

【4を選んだ人は】黄色:人に放っておいてほしい期に突入。煩わしい人間関係は切っていく。

黄色は人に懐く期と放っておいてほしい期が交互にくる猫成分が強い人。そして’23年は、放っておいてほしい期に突入します。というのも、この時期の黄色の人は、ここ数年やり残してきたことを片っ端からやっていく忙しい時。それに集中したいから、友達よりもプライベートに干渉してこない仕事関係者のほうが付き合っていてラクだし、半年連絡しなくても何食わぬ顔で会える親友は別として、会わないと機嫌が悪くなるような人はどんどん切っていきます。でもそれは黄色の人にとって大きな成長。なぜかというと、黄色の人って、“毎日SNSに面白いことを書かなくてはならない”みたいな、謎のプレッシャーを抱えているくらいサービス精神が旺盛。その義務としての面白さから卒業した時に生きやすくなるのですが、煩わしい人間関係を切ることによって、やらなくていい人へのサービス精神から解放され、“付かず離れずの距離感って、最高!”と思えるようになります。

【5を選んだ人は】青:自分自身も人間関係も大きく変化。習い事仲間との縁が深まる一年に。

青は自意識の目覚めを持っている人です。それは何かというと、髪の毛を整え出す中学生のような感覚。常にカッコつけたい気持ちが根っこにあるので、人間関係においても自分の戦闘力が高まる仲間を大事にします。また、お互いが成長し合えることもマストで、“この人と付き合うと自分の価値も上がる”と思われるための努力も惜しみません。だからお互いに価値がないと感じたら離れるし、人間関係の入れ替わりはかなり激しいタイプ。そんな青の人も’23年は真面目になったり、地味になったりして、人間関係も大きく変化していきます。というのも、仲間と会えないこの数年間に、ただ遊んでいるだけじゃダメだという気づきがあり、大規模な集まりが許される世の中が戻ってきた時のために、このオフの時間に習い事や勉強をし出したりするから。付き合う人も習い事仲間が多くなり、そこで全然年齢の違う人と知り合ったり、今まで注目していなかった人と仲良くなっていきます。

【6を選んだ人は】赤:今までの戦闘集団はリセット。本当に熱ある人を選び直していく。

赤の人は親分肌。自分と同じくらいの戦闘力を持った人間を選び、その戦闘集団のトップに立って率いていく存在です。でも’23年は、ひとりでコツコツと、本当に信用できる人や熱を持っている人の選別をして、WIN‐WINな関係になれそうな人とつるみ学び直していくようなところがあります。だから人間関係はかなりドラマティックで、“いったんリセット”がキーワードに。ただ、採点を厳しくしすぎると、自分に見合う人を見出しにくい環境ではあるから、この人のここが面白い! とか、ひとつの美点に注目して選び、囲って育成する気持ちが大事になってきます。そこで赤の人にぜひやっていただきたいのが、“厳しいことを言う前に、いったん言い方を考える”ということ。やっぱり厳しいことを言いすぎると、みんなが逃げていってしまうから。自分なりの失敗談を持っておくと、言いすぎた時の気まずい空気を柔らかくすることもできるし、相手も話しかけやすくなります。

【7を選んだ人は】金色:ギラギラした人間関係が一変、すっぴんを見せ合える人との縁が。

存在や発言が自然と注目を集めてしまう金色の人。スター性があり、自分が目立つ星のもとに生まれたという自覚もあります。破天荒で予定調和な生き方が大嫌い。だから付き合うのは、ぶっ飛んでる人や何の仕事をしているかわからないけど、とにかくお金持ちな変人が多く、“面白ければOK!”という人間関係を築いていきます。しかし、’23年はキラキラした生活への欲求がなくなり、ぼーっと安らぐ時間を求めるように。それに合わせて、これまでギラギラしていた人間関係も、一緒に買い食いができたり、お好み焼きを食べたり、いわゆる“すっぴんを見せ合える人”との縁が深くなっていきます。というのも、目立ちたがり屋の宿命を背負う動物の本能として、今は頑張ってインスタとかを更新したりしたところで視聴者があまりついてこないっていうことを金色の人は知っているから。だから意識的にオフの時間を設けて、再び動き出すその日までしっかり充電していきます。

【8を選んだ人は】白:厳選したごく少数の家族枠の人と次の夢に向かって協力体制を強化。

用心深さが人の何十倍もあり、人生の中で一番追求しているものが安心と安全。それが脅かされないよう、人間関係においても一線を引いて接しているのが白の人です。周りに危険人物がいないかとかを刑事のような目で見ている人だから、相談役やアドバイザーとして優秀で周囲から頼りにされます。でも、自分が周りを頼ることはほとんどなく、頼りにするとしたら親友や幼馴染みなど、ごく少数の“家族枠”の人だけ。ここ数年はコロナの影響で、さらに人間関係が厳選され、その中でも自然とコミュニケーションが途絶えなかった人を積極的にお手伝いしたり、面倒を見たりして、“チーム白”みたいな仲間を鍛え上げてきたところがあると思います。’23年は、そんなごく少数の人たちと次の夢や目標に向かって協力体制を強化していく年になりそうです。基本的に個人プレーではあるのですが、家族枠に入った人をひとりも見捨てることなく、相談に乗ったりして助け合っていくでしょう。

【9を選んだ人は】ネイビー:自ら盛り上げ役を買って出て、熱い集団を再結成していく。

戦闘力が高く、人の好き嫌いがとてもはっきりしているネイビーの人。付き合う仲間も自分と同じように、上昇志向や目的意識を持ち、好みがはっきりしている人が多いです。人はかなり選びますが、一度同志になった人との仲間意識は強く、困った時は相談に乗ったり、手を貸したり、とことん尽くすので、運命共同体のような関係になりやすいのも特徴。だからこそ、仲間たちと簡単に会えなくなってしまったこの現状にすごく寂しさを感じていたりもします。とくにネイビーは人と人とが力を合わせ、1+1が10になる奇跡を体験してきた人だから、もう一度熱い集団を作り直したいと心から思っているのです。そのために’23年は、自ら盛り上げ役や引き立て役を買って出るようになります。この人の温度をあと1°C上げるためには何をしたらいいかを考えたり、らしくないけれど、「あの発言よかった!」などと嘘がない程度のオーバーリアクションで、盛り上げようとしていきます。

【10を選んだ人は】ターコイズ:これまで以上に壁を作る年。人に対しても少し厳しめに。

周りに人が尽きない魅力がある人って、必ず謎と矛盾があるのですが、ターコイズほど謎と矛盾がある生物もいません。イメージはサバンナにいる象。些細なことに傷ついてトボトボ移動している時もあれば、“私にそんなこと言うんか? 許さねー!”といって全力で破壊して帰ってくる時もあります。もうひとつの特徴として、これだけ情に厚い人もなかなかいない。損得感情で人と付き合わないし、他の人が見捨てるような人に対しても、先入観ゼロで話を聞くことができる人です。そんなターコイズの人の’23年のキーワードは、すでに始まっている選別作業が進み、“これまで以上に壁を作る”です。自分のコミュニティを大切に作っていきたいから、自分が不潔だと感じている人たちをどんどん締め出していく。野生動物が巣作りをする時に神経質になるように、今まで泳がせていた人たちに対して“もっとこうしてほしい”と言い出したり、いつもより厳しめになっていきます。

【11を選んだ人は】ピンク:勇気を出して一歩踏み出し、受け身の人間関係はもう卒業!

ピンクの人は、家族のように信頼の置ける人たちとしか付き合えないので、人間関係もそこまで広くはありません。仲良くなりやすいのも、自分が信用できるリーダーシップが強い人。常にあなたが「それでいいよ」「合わせるよ」と決定権を委ねられる人との付き合いが多いはずです。だから放っておくと、どうしても人間関係が受け身になりやすいのですが、’23年はすべてを相手任せにするのではなく、自分から勇気を出してリーダーシップをとるとか、責任をちゃんと取っていくことが大事になってきます。そこでピンクの人にぜひやっていただきたいのが、“人間関係において疑問に思ったことを後回しにしないでその場で聞く”ということ。ピンクの人は“なんであの人はこんなことをしたんだろう”ということを、相手に聞かずにモヤモヤしてしまうから、その場で解決することが大切。“とにかく溜め込まない”ということが、’23年の重要なキーワードになってきます。

【12を選んだ人は】水色:キーパーソンは年下や弱っている人。いい先輩になることで運は開ける。

水色は人嫌いではないのですが、自分自身が細かいところに気がつくし、優しさを持っているからこそ、「横暴」であったり、「自己中心的」であったり、他人に対して許せないポイントが数多くあります。人と一定の距離を置いて付き合うのも、そのため。だからあなたのことを近い距離で知った人は、こんなに優しい人だったんだ…! と驚いたりします。そんな水色の’23年の人間関係は、’22年に引き続きパワーダウンしていることは否めません。自分がどう人間関係に参加したらいいのか、どの場面で役に立てるのか、迷子状態になってしまっているのです。そんな中でも縁があるのは年下、もしくは自分以上に迷子状態にある人です。そんな人たちの“いい先輩”になることが’23年の大事なキーワード。水色の人はすごくきめ細かい観察力を持っているから、実は人を育てるのが得意。戸惑っている人に対して、「大丈夫?」と声をかけてあげることで、人間関係が進展していきます。

【13を選んだ人は】黒:ひとりの世界を飛び出し、チームプレーに目覚める。

興味が極端で、気に入ったものができたら一気に大量購入する黒の人。人間関係にもその特徴が出ていて、興味を持ったら、いきなり2秒で親友みたいなことをやっちゃうし、すべての話をその人にするようになります。距離感が近すぎるがゆえに、仲違いが多いのも特徴。だから意外と黒の人は、仕事関係者のほうがいい距離感を保って付き合えたりします。もともとひとりの世界を持っている人ですが、’23年は別名「私のことは放っておいてください」という世界から、外界に強く出ていきます。なんでかというと、停滞していた時間が少しずつ動き出すようになった時、黒は居場所を変えたいとか、引っ越しをしたいとか、環境の変化を求めるようになる。でもひとりの力ではできないから、“じゃあ、周りと協力してチームでやっていこう”と、ある種WIN‐WINの関係を結んでいくようになるのです。そうすることで、社交程度の人付き合いも大事だなということにも気づいていきます。

【14を選んだ人は】オレンジ:周りの幸せは自分の幸せ! チームの座長のような存在に。

オレンジの人は人間関係も人生の目的も実にシンプルで、“楽しくあること”なんですね。自分もそうだし、周りの人がちゃんと楽しく生活できているかということをとても大事にします。’23年はその思いがもっと強くなってきて、仕事も大事だけど、プライベートもすごく大事にするようになるし、そこで座長のような存在を担っていきます。というのも、自分自身が忙しくなっていくから、手を貸してもらう代わりに自分も周りを元気にするし、力を尽くしたりして、協力体制を強化していこうとするのです。「今度転職しようと思ってるんですけど」とか、相談をされたり、人の悩み事を聞いたりする機会が増えてくるし、相談されたらあなたも「だったらその業界のさんを紹介してあげるよ」などといって、人との繋ぎ役になったり、コネクションを作ってあげたりする。そういうことを繰り返していくうちに、人の役に立てることに喜びを感じられるようにもなっていきます。

【15を選んだ人は】森の色:ネット中心の人間関係が少しずつ現実世界へシフト。

森の色は少し特殊で、職場や学校といった現実世界の人間関係にはあまり興味がありません。それよりも直接会ったことのないオンライン上の人のほうが親や親友より深い話ができるネット社会の申し子。みんなが寝静まった夜中の2時以降も濃密な会話ができる人が仲良くなるための条件です。そんな森の色の人も’23年は逆転現象が起きて、現実世界側に少しずつシフトしていきます。というのはなぜかというと、表では話せない本音の会話ができたはずのネットの世界が、すごく乱暴で刺々しくなり、森の色の人が求めたネットの品性のようなものが失われてしまったから。もともと森の色の人は片方の耳にピアスの穴が1000個開いてても構わないみたいな許容度を持っている人だから、実は現実世界でも相手から心を開かれやすかったりします。森の色の人が持つ一芸や観察力も社会に受け入れられていき、そこで困っている人のお手伝いをしたり、積極的な貢献活動が目立っていきます。

【16を選んだ人は】シルバー:人間関係はちょっと放置気味に。尊敬し合える人との交流は発展。

シルバーは人のことを道具として見ている節があります。人の経歴や性格は一切問わず、その人が特化している機能や仕事方面での優秀さを重視。だから仕事はできてもプライベートは超ポンコツみたいな、自分とよく似たザ・変人たちが集まってくるし、すごく懐かれたりもします。仕事を通じて仲良くなっていく人がほとんどなので、学生時代の友達は多くはありません。一方で、簡単に手直しを要求されたり、自分の仕事を軽んじられたりすると、その人と縁を切るくらいの激しさも。そんなシルバーの人の’23年は、“人付き合いより、今まで溜まりに溜まったやりたいことをやっていこう”がテーマになってきます。というのは、プライベートにおける大きなプロジェクトを抱えているので、家族および一部の密接なプロジェクト仲間以外の人間関係はちょっと放置気味に。でもその中でリスペクトし合えるような人たちとの交流は発展していくし、その繋がりはずっと保たれていきます。

【17を選んだ人は】茶色:人気が高まり、次世代のリーダーに。近寄ってくる悪人には要注意!

誰よりも優しく、周りの人を知らず知らずのうちに癒していく存在。それが茶色の人の最大の特徴です。優しくてピュアだからこそ、すべての人と真面目に深く付き合いすぎて、夜遅くまで相談に乗ったり、身を削ることも多いです。その一方で、注目を浴びる存在になりたいという隠れた野心も持っています。’23年はそんな茶色の人の人気が高まり、ついに次世代型のリーダーとして注目を浴びていく年。茶色の人は寛大で人に強く当たらないし、できなくて当然という感覚を持っています。それでいて天然さもあるから、周りが手助けしたくなるタイプ。まさに時代が求めるリーダー像にぴったりな存在なのです。ただ、どうしても茶色の人に言っておきたいのが、あなたを利用しようとして近づいてくる人には注意が必要ということ。茶色の人は何かおかしいと思っても、関係性を壊さないために気づかないふりをしがちですが、違和感を覚えたら、すぐに第三者に相談してください。

【18を選んだ人は】エメラルド:勇気を出して思いを伝えることで付き合いやすさや信用度もアップ。

エメラルドは優しさと厳しさが同居している人。自分自身に対する厳しさと同じレベルのものを他人に対して求めてしまう一方で、そこまでの厳しさを求めてはいけないという優しさも持っているので、人に頼ることができずに溜め込みすぎてしまうところがあります。人間関係は付かず離れずで、お互いに距離感を気をつける人同士で仲良くなります。あまり深くは踏み込まないけれど、決して絆が浅いわけではなく、すごく固い絆で助け合ったりもします。そんなエメラルドの人の’23年は、“もう一歩成長したい”という思いが出てきます。優しいがゆえにただ黙っているような関係じゃなくて、勇気を出して“私はもっとこうしていきたい”ということを伝えるようになっていく。すると、信用度や付き合いやすさが増して、今まであまり繋がりがなかった一芸に秀でた人たちが集まってくるように。そういう人たちの濃い人間関係を通じて、あなたの持ち前のセンスも磨かれていきます。

しいたけ.さん 占い師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究するかたわら、占いを学問として勉強する。近著に『しいたけ.のやさしいお守りBOOK』『しいたけ.の小さな開運BOOK』(共に小社刊)。

※『anan』2022年11月30日号より。イラスト・momokoharada 100%ORANGE 文・恒木綾子

(by anan編集部)

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