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元銀行員がこっそり教える!1,000万円を貯めた人が「やめたこと」5つ

  • 2022.11.26

貯金1,000万円をひとつの目標にしている人も数なくないでしょう。しかし、1,000万円は大金なので何の対策もなしに貯めるのは難しく、コツコツと貯めるには「無駄な出費をやめること」がポイントになります。

では、具体的に何をやめればいいのでしょうか。元銀行員でFPでもある勝目麻希さんに解説してもらいました。

■見栄を張ること

SNSに投稿するために高級レストランで食事をしたり、高級ホテルに宿泊したりしている人もいるかもしれません。しかし、見栄を張ることほどコスパの悪い出費はありません。収入に見合わないお金の使い方をしていれば、当然お金は貯まらないからです。

とくに、見栄を張ることが習慣化されているなら要注意です。ご褒美として年に数回の贅沢をすることは許容範囲ですが、毎月のように見栄を張った出費をしている自覚があるのならば、すぐにやめましょう。

■安いという理由で購入を決めること

セールで安く売られている商品に飛びついて購入したけれど、実際には一度も使わなかったという経験もあるでしょう。「安物買いの銭失い」という格言があるように、安さを理由に購入を決めるのは良くありません。

安いから購入を決めるのではなく、「本当に必要なのか?」「長く使えるか?」とよく考えてから購入することをおすすめします。

■スマホで大手キャリアを使うこと

スマホの大手キャリアから格安SIMに乗り換えると、月々の支払いを5,000円~1万円ほど抑えることができます。昔から使っているから、手続きが面倒だからといった理由はあるでしょうが、節約したいなら格安SIMに乗り換えた方がいいでしょう。

■使っていないサブスクを契約し続けること

動画配信サービスやジムの会員費など、全く利用していなくても勝手に課金されていくサブスクシステム。月々の支払額はそこまで多くないかもしれませんが、年間にすれば数万円にのぼります。自分が課金しているサブスクはきちんと把握して、使う必要がなくなった場合にはすぐに解約してください。

■気が進まない付き合いをすること

気が進まない食事会や飲み会に参加すると、お金だけでなく時間も無駄にします。昔からの仲だからと思うかもしれませんが、年齢とともに価値観は変わるもの。少しでも「行きたくないな」と感じているのであれば、付き合いをやめてもいいかもしれません。

心から会いたいと思う人と交流した方がお金は無駄になりませんし、気持ちも楽になるでしょう。

■出費が減った分のお金を資産形成に!

今回紹介した方法を実践すれば無駄な出費を減らせますが、その分だけ他にお金を使ってしまえば貯金は増えません。出費が減った分で先取貯金やつみたて投資するなど、意識的に貯蓄を増やす仕組みを作り、1,000万円の貯蓄を目指しましょう。

文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー/元銀行員)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。現在はファイナンシャルプランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。そのほかマネーセミナー等でも活躍中。

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