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「年収が高い国」ランキング!3位「アイスランド」2位「ルクセンブルク」を抑えた1位は?

  • 2023.2.19
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画像:William Potter/Shutterstock.com

「あの仕事をしていたら、どれくらいの収入だったのかな」と考えたことがある方は多いと思います。

同じように「日本ではなくてあの国だったら…」と思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、実際のところ外国の平均年収がどれくらいなのか、あまり想像がつきませんよね。

そこで今回はOECDが取った2021年のデータから、34カ国(※)のうち、平均年収が高い国(1ドル=135円で計算)をランキング形式でご紹介します!

第3位:アイスランド 約973万円

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画像:Jacksoo999/Shutterstock.com

北欧の島国であるアイスランドは年収が高いですが、世界でも有数の物価の高い国です。

また、消費税率が24%など、税金も高いです。

その分、子どもの医療費や公立学校の授業料無料など福祉制度も手厚く、国連の「2022年世界幸福度ランキング」では世界第3位に入っています。

アイスランドでは、週休3日制を導入した実験が行われ、その結果、生産性の低下は見られず、幸福度が向上したということが分かったそうです。

第2位:ルクセンブルク 約994万円

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画像:Marcin Krzyzak/Shutterstock.com

フランス、ドイツ、ベルギーに囲まれている小国ルクセンブルク。

小さな国ではありますが、金融業が特に発達しており、ひとりあたりのGDPが世界一で、とても裕福な国です。

ルクセンブルク市の旧市街と要塞は世界遺産にも登録されています。経済都市の高いビルが建ち並ぶイメージとは異なり、レトロで落ち着いた街並みが素敵です。

物価をスターバックスの「スターバックス ラテ」トールサイズで比較すると、日本の1.4倍ほどの値段になっています。

第1位:アメリカ合衆国 約1,009万円

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画像:Chaay_Tee/Shutterstock.com

世界の大国アメリカが堂々の第1位となりました。

GoogleやAppleなど、多くの世界的企業の本社がアメリカにあり、イーロン・マスクやジェフ・ベゾスといった長者番付に載るような億万長者はほとんどがアメリカの実業家です。

そのような大富豪が多いことも平均が高くなっている要因でしょう。さすが世界をけん引する国です。

しかし、日本で450円のビッグマックはアメリカでは695円と、収入が多い分物価も高くなっています。

番外編:日本は約536万円で第24位!

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画像:Tom Wang/Shutterstock.com

日本の平均年収は約536万円です。第1位のアメリカは日本の2倍ほどの年収だと考えると、アメリカの年収がいかに高いかわかりますね。

ちなみに日本で1番年収が高い職業は医師の約1,378万円でした。

意外な国もランクイン!

第3位のアイスランドや第2位のルクセンブルクは意外な結果だったのではないでしょうか。

各国によって税制が異なるので、年収=手取り額というわけではありませんが、外国の様子がうかがえましたね。

興味があれば、他の国のことについてもぜひ調べてみてください!

 

参考資料:Average annual wages(OECD)、World Happiness Report 2022(United Nations)、World Economic Outlook Database, October 2022(IMF)、令和3年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)

※アイスランド、アイルランド、アメリカ、イギリス、イスラエル、トルコ、イタリア、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、メキシコ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、韓国、日本