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「まぐろの消費量が多い都市」ランキング!3位「前橋市」2位「宇都宮市」を抑えた1位は?

  • 2023.1.16
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画像:kitzcorner/Shutterstock.com

魚の定番といえばまぐろ。

お寿司のネタには欠かせませんし、手軽に使えるツナ缶も重宝します。

日本全国どこでも好んで食べられているのかと思いきや、まぐろをよく食べている地域と、そこまで食べていない地域があるんです。

今回は2019年~2021年の総務省の統計をもとに、1世帯あたりのまぐろの年間平均消費量をランキング形式でご紹介します!

第3位:群馬県前橋市 3,247g

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画像:oasis2me/Shutterstock.com

なんと、海に面していない群馬県前橋市が第3位にランクイン!

前橋市は、まぐろの他に、さけの消費量も全国第3位となっています。まぐろやさけといった定番の魚を好む方が多いのでしょうか。

第2位:栃木県宇都宮市 3,395g

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画像:Alon Adika/Shutterstock.com

第2位も“海なし県”の栃木県宇都宮市です!

実は、まぐろは比較的保存のしやすい魚。今ほど冷蔵技術や流通が発達していなかった時代から、内陸の地域で親しまれていたそうです。

第3位と第2位に海なし県の都市がランクインしたのも、そういった理由があるのかもしれません。

第1位:静岡県静岡市 4,545g

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画像:mapman/Shutterstock.com

まぐろの消費量ダントツの第1位は静岡県静岡市です。第2位の宇都宮市より1,150gも多く消費しています。

静岡県はまぐろの漁獲量も全国トップ。県内で水揚げされた新鮮なまぐろが食卓にのぼっているのでしょうか。

清水港のすぐ近くにある「清水魚市場 河岸の市」という市場には、「いちば館」と「まぐろ館」のふたつの館があります。まぐろだけ独立してひとつの建物を構成しているのも、まぐろが人気な証拠ですね。

内陸の人はまぐろ好き!?

トップ3のうち2つが海なし県の都市だったのは意外でしたね!なお、消費量4位の都市も海のない山梨県甲府市でした。漁港が身近にある沿岸の都市に比べて店頭に出回る魚介類の種類が少なかったり、馴染みのある魚である“まぐろ”を選ぶ方が多いのかもしれませんね!

皆さんのお住まいの都市では何の魚が人気なのかを調べてみるのもおもしろいですよ!

 

参考資料:家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2019年(令和元年)~2021年(令和3年)平均)(総務省統計局)、令和2年漁業・養殖業生産統計(農林水産省)