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"うしおな”って読んでませんか?【難読漢字】「牛尾菜」はなんと読む?正解は?

  • 2023.8.15
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今回ご紹介する難読漢字は「牛尾菜」です。

「牛」「尾」「菜」はどれも簡単な漢字ですよね。すぐに読めてしまいそう、そうお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、これらが組み合わさると、意外と読めなくなってしまうんですよ。ぜひこの機会に当ててみてください!

「牛尾菜」の読み方!

簡単に「うしおな」「ぎゅうびな」などと読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。字面から読み方を当てることは困難かもしれませんね。

実は、「牛尾菜」という表記はこちらの漢名なのだそう。しかも、読み仮名は3文字です。今まで出題してきた中でも、屈指の難易度を誇っていると言えるかもしれません…。

今回正解できた方は、本当にスゴい! おそらく、かなり漢字に詳しい方だと思います。

はたして、気になるその読み方は…?

しおで」でした!

「牛尾菜」について

読み方は分かりましたが、まだなにを表しているかはわかりませんよね。「しおで…塩に関係あるの?」とお考えになっているかもしれません。

また、この言葉に「菜」が含まれるところから、植物の名前ではないかと予想されている方もいらっしゃるかと思います。その予想が当たっているか、辞書で確認してみましょう。

しおで〔しほで〕【牛=尾=菜】ユリ科の蔓性の多年草。原野や山林に自生。葉は卵形。雌雄異株。夏、多数の淡黄緑色の小花を球状につける。若芽は食用。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

「原野や山林に自生」とありますが、日本では北海道から九州までと、全国各地に生えるそうですよ(出典:『百科事典マイペディア』平凡社)。

また引用には「若芽は食用」とあります。ただ、食べたことがある方は少ないかもしれません。なかなか店頭に並んでいるところは目にしないかと思います。

こちらは「浸し物やあえ物として食用とする」(出典:『世界大百科事典』平凡社)ことができるそう。ぜひ一度食べてみて、その味を確かめてみたいものですね。

まとめ

いかがでしたか?

「牛尾菜」は「しおで」と読みます。

植物に関する難読漢字は「牛尾菜」の他にも、まだまだたくさんあるんです。今後もご紹介させていただきますね!