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「鎖絹」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.5.2
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今回ご紹介する難読漢字は「鎖絹」です。

「鎖」に「絹」と、一見関係性があるように思えない漢字が並んでいますね。いったいどんな意味の言葉なんでしょうか…。

それでは、なんと読むのか、お考えください!

「鎖絹」の読み方!

「くさりきぬ」や「さきぬ」などと読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。正攻法で読もうとすると、なかなか難しいかもしれませんね。

それでは、ここでヒント!

「鎖絹」は「著羅絹」と表記することもできます。なんでも「著羅」の読み方はインドの地名チャウルから来ているとも言われているそうですよ(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「チョロけん」でした!

「鎖絹」について

答えを知って「え!?絹ってけんと読むの?」と、驚いている方もいらっしゃるかもしれません。実はこの漢字の音読みは「けん」なんです。ご存知なかった方は、この機会に覚えておいてくださいね!

なお、「鎖絹」の詳細は下記の通りとなっています。

チョロ‐けん【著羅絹・鎖絹】〘名〙 (チョロはインドの地名チャウル(Chaul)からか) 近世にオランダ・中国広東地方から輸入された縞柄の絹織物の一種。インドのチャウル産で、甲斐絹に似た厚地の絹織物といわれる。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

引用にある「甲斐絹(かいき)」とは「絹織物の一。ふつう縦糸も横糸もともに練り糸を用いた平織。滑らかで光沢がある」(出典:『デジタル大辞泉』小学館)のことなんだそう。こちらに似たインドのチャウル産の絹織物を「チョロけん」と呼ぶのだとか。

引用には「縞柄」とありますが、もしかすると、こちらが「鎖」のように見えたから「鎖絹」と呼ばれたのかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「鎖絹」は「チョロけん」と読みます。

「鎖絹」についてまだまだ気になる方は、ぜひご自身で調べてみてくださいね!