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「もう…限界!」遠回しに頼み事をする夫にイライラした結果…

  • 2022.11.25

私の夫は誰かに指示したり、お願いしたりなどの頼みごとがとても苦手。一緒に暮らしていると、私に対してすら毎回あまりに遠回りな言い方をされるため、私もだんだんとイライラするようになり、ついには本人に怒りをぶつけてしまいました。

ストレートに頼みごとができない夫

私の夫はもともと気が弱く、誰に対しても顔色を伺ってしまうクセがあり、指示を出したりお願いをしたりすることがとても苦手です。そのため私に頼みごとをするときも、かなり遠回しな言い方になります。

例えば洗濯物をお願いするときは「これ一緒に洗濯しておいて」ではなく、「次いつ洗濯する? じゃあこれ一緒に置いておくね」と一緒に洗濯してほしいものを私に見せる、というやり方をするのです。

ついに夫に怒りをぶつける

私も短気ではないため、一緒に暮らし始めたころはそこまで気になりませんでした。しかし、だんだんと夫の面倒な言い回しにイライラするようになりました。

そして少しストレスが溜まっていたある日、同じように夫から遠回しな言い方で頼まれた際にイライラが限界を迎えてしまい、夫に「その遠回しな言い方なんとかなんないの? イライラするんだけど」と怒りをぶつけてしまいました。

これは長所の裏返しなのだと気付く

夫としても、自分のそういった性格は気にしているようで、私が怒ったときに「変えるようにする」と答えてくれました。しかし、小さいころからの癖なのか、性格的なものなのか、本人が変えようとしてみても結局ストレートに頼みごとができるようにはなりません。

一方で私も、夫の努力を見守る中で「よくよく考えると、彼がこういう性格だからこそ私たちは仲良くやれているのではないか」と思うようになりました。

私はもともと気が強い部分があり、物事をはっきり言ってしまいがちです。一方で夫は温厚な性格であるため、思い返しても私の意見を強く否定したことがありませんでした。これがもし、夫も私のように気が強くはっきり言うようなタイプだった場合、きっと喧嘩が絶えなかったでしょう。そして、このストレートに頼みごとができないことも温厚な性格の裏返しなのだと思うと、自然に受け入れられるようになったのでした。

夫も一緒に過ごす時間が長くなるにつれ、私に対する遠慮もなくなってきたのか、今では簡単なお願いごとであれば素直に言えるようにはなってきています。それでも「これやりたいから食器洗っておいて」などごく簡単なものに限ります。しかし、これも彼の温厚な性格ゆえなのだと受け入れられているため、これからも揉めることなく仲良く暮らしていきたいです。

著者/百田
作画/ちゃこ

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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