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「著長」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.5.9
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今回ご紹介する難読漢字は「著長」です。

「著」「長」はどちらも簡単な漢字ということもあり、読み方はよくご存知かと思います。

ただ、これらが組み合わさると意外と読めなくなってしまうんですよ。

それでは、なんと読むのかお考えください!

「著長」の読み方!

「著」は「ちょ」と、また「長」は「ちょう」や「長い(ながい)」と読みますよね。

ここから「ちょちょう」「ちょなが」と読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。

しかし、答えに近づいていないわけではありません。読み仮名は「〇〇なが」ですので、空欄を埋める2文字をお考えください!

ただ、これ以上は手がかりがないと難しい、そうお考えかもしれませんね。

それでは、ここでヒントをお伝えします。

「著長」は「着背長」と表記することもできます。こちらと「〇〇なが」という読み仮名を踏まえると、もうお分かりですね。

そう、正解は「きせなが」でした!

「著長」について

読み方は分かりましたが、まだ「著長」がなにを表しているか分からない、そのような方も多いかもしれません。

実はこちらは「着」て身につけるアイテムなんですよ。

きせ‐なが【着背長・著長】〘名〙 (大形に仕立てて、草摺(くさずり)長に着用することによる) 主将の鎧(よろい)の美称。中世以降は腹巻をさすこともある。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

そう、「著長」とは「鎧(よろい)」のことなんです。ただ、引用には「中世以降は腹巻をさすこともある」ともあります。「腹巻」は「鎧」じゃないよね…そうお思いかもしれません。

しかし、「腹巻」は「鎧(よろい)の一種」でもあるそう(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。一般的には冷えを防ぐために「腹」に「巻」く物として知られているため、これには驚いた方も多いのではないでしょうか。ぜひこの機会に覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「著長」は「きせなが」と読みます。

簡単な漢字の組み合わせなのに、なぜか読めない…。そのような難読漢字はまだまだたくさんあるんです。

今後もご紹介させていただきますね!