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「梅花皮」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.3.15
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今回ご紹介する難読漢字は「梅花皮」です。

「梅」の「花」に「皮」なんてあったかな?と、疑問に思われているかもしれませんね。

読み方と併せて、気になる正体もお考えください!

「梅花皮」の読み方!

簡単に「うめはなかわ」「ばいかひ」などと読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。使われているのはどれも簡単な漢字ですが、普段使う読み方から答えを当てることは難しいかもしれませんね。

それでは、ここでヒント!

実はこちらは「梅」の「花」の「皮」ではなく、海に生息しているとある生き物の「皮」なんです。ちなみに「鰄」という別表記もありますよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「かいらぎ」「かいらげ」でした!

「梅花皮」について

先述した通り「梅花皮」は、海に生息しているとある生き物の「皮」を表す言葉となっています。

それでは、いったいどんな生き物の「皮」なのか、辞書で確認してみましょう。

かいらぎ【×鰄/梅=花=皮】
1 サメ類の背の中央部分の皮。硬い粒状の梅花の形をした突起があり、刀剣の鞘・柄などの装飾に用いる。また、その皮で装飾された刀。さめかわ。
2 茶碗などの釉が焼成不十分のために溶けきらず、さめはだ状に縮れた状態。井戸茶碗の腰部や高台の見どころの一。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

なんと、あの凶暴な「鮫」の「皮」なんです。こちらを刀の装飾に用いるなんて、びっくりされた方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、それだけに留まらず茶碗などの「釉(うわぐすり)」が特定の状態であることも指すそう。「釉」の材料に「鮫」の「皮」が使われている、というわけではありませんよ。

まとめ

いかがでしたか?

「梅花皮」は「かいらぎ」と読みます。

ぜひご家族やご友人に「梅花皮」を教えてあげてくださいね!