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「納音」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.6.27
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今回ご紹介する難読漢字は「納音」です。

簡単に「のうおん」と読んでも正解ですが、読み方はもう1つあります。こちらは意外と読めないかもしれませんよ。

それでは、なんと読むのかお考えください!

「納音」の読み方!

今回の問題はかなり難しいので、早速ヒントをお伝えします!

この読み方は「なついん」の連声なんだそう。ただ、そもそも「連声(れんじょう)」をご存知ないかもしれませんね。

こちらは「〈ン〉,〈ツ〉の次にくるア・ヤ・ワ行音がマ・ナ・タ行音に変化する場合をいう」(出典:『百科事典マイペディア』平凡社)とのことです。

具体的な例としては「〈あんおん(安穏)〉が〈あんのん〉,〈せついん(雪隠)〉が〈せっちん〉」(出典:『百科事典マイペディア』平凡社)に変わるそう。これらと同じように「なついん」を変化させてみてください!

それでは、正解を発表します。

正解は「なっちん」でした!

「納音」について

読み方はわかりましたが、この言葉がそもそもなにを表すのか、まだ掴めていない方も多いかと思います。「納」める「音」では、なんだかよくわかりませんよね。

それでは、気になる「納音」の詳細を辞書で確認してみましょう。

なっ‐ちん〔‐イン〕【納音】《「なついん」の連声》60通りの干支に五行を配し、それぞれに名称をつけ、人の生年に当てて運勢を判断するもの。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

そう、こちらは干支などを利用して運勢を判断するもの、端的に言うと「占い」のことなんです。予想できていた方はいらっしゃいますか?

ただ、引用文を見て「干支が60通り?12通りでは?」と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。

実は「干支(えと)」は「十干と十二支を組み合わせたもの」(出典:『デジタル大辞泉』小学館)のことも言います。もちろん「十干を省略し、十二支だけで表した年」(出典:『デジタル大辞泉』小学館)のことも「干支」と呼びますが、こと「納音」の場合には60通りの「干支」を用いりますよ。

まとめ

いかがでしたか?

「納音」は「のうおん」の他に「なっちん」と読みます。

今後も意外な難読漢字を、たくさんご紹介させていただきますね!