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「暈取り」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.6.26
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今回ご紹介する難読漢字は「暈取り」です。

「取」は日常でよく使う漢字ということもあり、読み方はよくご存知かと思います。

その一方で「暈」はなかなか見かけることはないかもしれませんね。

そんな「取」と「暈」が組み合わさった「暈取り」は、いったいなんと読むのでしょうか…?

「暈取り」の読み方!

「暈」は「日」と「軍」が組み合わさったようにも見えるかもしれません。ここから「ひどり」「ぐんどり」と読んだ方も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、残念ながらこれらはどちらも不正解です。上記の他には、候補が思い浮かばないとお困りかもしれませんね。

それでは、ここでヒント!

「暈取り」は歌舞伎の特徴的な化粧法として知られています。また「隈取り」と表記することもできますよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「くまどり」でした!

「暈取り」について

そう、「暈」は「くま」と読むことができます。ただ、他にも「かさ」や「ぼかし」「うん」と読むこともできますので、こちらも併せて覚えておいてくださいね!

なお、「暈取り」の詳細は下記の通りとなっています。

くま‐どり【×隈取り/×暈取り】[名](スル)
1 陰影や濃淡などで境目をつけること。また、そのもの。
2 東洋画で、輪郭に沿って、水墨や彩色をぼかして描くこと。立体感などを表す効果がある。暈渲。
3 歌舞伎で、人物の性格や表情などを強調するために施す化粧法。赤・青・黒色などの線で顔面を彩ること。また、その模様。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

先述した通り「暈取り」とは歌舞伎の化粧法のことを表しています。特徴的な見た目に仕上がるため、一度見ると記憶に強く残るかもしれません。

ただ、それだけではなく他に「陰影や濃淡などで境目をつけること」「東洋画で、輪郭に沿って、水墨や彩色をぼかして描くこと」と2つの意味があります。

歌舞伎の化粧法として知られていることもあり、これらはご存知なかった方も多いかもしれません。この機会に、ぜひ覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「暈取り」は「くまどり」と読みます。

「歌舞伎」を観賞する機会がありましたら、ぜひ「暈取り」を思い返してみてくださいね!