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「僕らは最弱」韓国代表ソン・フンミン、格上ウルグアイと互角ドローも慢心せず「ガーナも強い」【カタールW杯】

  • 2022.11.25

「フェイスガードを最大限気にしないように…チームメイトに感謝したい」

カタールW杯初戦でウルグアイ代表とスコアレスドローに終わった韓国代表。絶対的エースかつキャプテンのFWソン・フンミン(30、トッテナム)は、仲間の“闘魂”に対する感謝を伝えた。

ソン・フンミンは11月24日(日本時間)、ドーハのエデュケーション・シティ・スタジアムで行われたカタールW杯グループH第1節のウルグアイ戦で先発出場し、90分間プレー。0-0の引き分けによる勝ち点1獲得に貢献した。

今月初めに眼窩骨折の重傷を負い、手術を受けフェイスガードを着用してW杯初戦に臨んだソン・フンミンは、相手DFの集中的なマークのなかでも攻撃の核心的な役割を果たした。

前半にはカウンターのチャンスから相手DF2人を抜いた後、ペナルティボックス左側から専売特許である右足のコントロールシュートを放ったが、惜しくも守備のブロックに阻まれた。

W杯通算4ゴール目には失敗したものの、ソン・フンミンは試合通して軽快なパフォーマンスを見せ、期待以上のコンディションの良さを見せつけた。

「僕たちが最弱だと思っている」

試合直後のフラッシュインタビューに応じたソン・フンミンは、「選手たちが皆“高尚”だった。(ウルグアイ)と同等に争い、戦える姿を見せてくれて本当に良かった」とし、「当然、引き分けに終わって残念だ。だが、まだあと2試合あるのでしっかり準備したい」と伝えた。

また、フェイスガードを着用して試合を戦ったことについては「最大限気にしないようにした」とし、「(負傷後)3週間ぶりに試合をしたが、チームメイトたちがそばでたくさん助けてくれたので、試合を上手く戦うことができた」と満足感を示した。

それでも、「まだ僕たちがベスト16入りを果たすには早い」と慢心しなかったソン・フンミンは、「残り2試合で持っているものをすべて見せてこそ、ベスト16に進出できると思う。迫りくる試合だけに集中し、全力を注ぎたい」と強調した。

ソン・フンミン

そして、アフリカの強豪ガーナ代表と戦う第2節に向けて「(ガーナは)かなり強いチームだと思う。僕たちが最弱だと思っているので、持っているものよりもたくさんのことを準備しなければならない。今日よりもっと強く戦わなければならない。ガーナの選手たちはフィジカルやスピードに優れているので、そのような部分をしっかり対策する必要がある」と力を込めた。

最後に、「(韓国で)街頭応援して下さり、テレビで応援してくださった方に心から感謝している。惜しかった部分もあると思うが、そのような部分を満たすために最善を尽くすだろう。このチームのキャプテンとして、僕が持っているものをすべて注ぎたい。一生懸命応援してほしい」と、国民やサッカーファンへのお願いを伝えた。

韓国対ガーナのグループH第2節は、今回のウルグアイ戦と同じエデュケーション・シティ・スタジアムで来る24日22時キックオフ予定だ。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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