【鈴鹿央士】好きな人の前だと緊張して口から言葉が出てこない……

鈴鹿央士

好きな人の前だと緊張して口から言葉が出てこない……

僕にとって『silent』で演じている湊斗は“強い男”。あんなにも好きな人のために自分を犠牲にできるなんて、本当に優しいと思うし、正直、僕にはちょっと真似できないかな。「これは脈ナシだな」と気づいたら、応援するでもなく、すぐ身を引いて次の人を探しちゃうかもしれません。

そもそも、恋愛に関してはけっこう奥手で、好きな人の前だと緊張するし、口から言葉が出てこないんですよ。自分からデートに誘ったり、告白するのが苦手です。我ながら“強い男”ではないかな（笑）。

父の影響でとにかく車が好き！

父親が車を扱う仕事をしていた影響で、僕も子どもの頃から車が好きです。東京では地元の岡山では走っていないような珍しい車を見かけることが多いし、それが散歩中の楽しみだったりします。

いつか自分好みにカスタムしたスーパーカーに乗ってレース場を爆走することを夢見ているのですが、普段、レンタカーでドライブする際はめちゃくちゃ安全運転ですよ。事故やトラブルを避けるために道を譲ることを心がけているので、なかなか目的地に辿り着かないんですよね（笑）。

最近は内側から肌を整えてます

もともと自分なりにスキンケアを頑張ったり、小田切ヒロさんのYouTubeを見たりして優れた化粧品を探すのが好きだったんですが、やっぱり忙しいと外側からのケアだけでは肌のトラブルを避けられないこともあります。

だから最近はインナーケアに注目していて、事務所の社長からコンブチャを発酵させた酵素ドリンクをもらったので、それに酢や水を混ぜて飲んでいます。ジュースではないので美味しくはないけれど、おかげで体調はイイ感じです！

僕は音楽とサウナでハイになります

普段、僕はあんまりテンションに波がないのですが、どうしても気持ちがザワザワするときはゆっくりサウナに入って整えることが多いですね。頑張って3セット入ると、脳内物質が出てハイになれるじゃないですか。

あの感じを音楽で味わいたいときは、プリンスの『パープル・レイン』というアルバムの楽曲を披露しているライブの映像を観ます。最初の曲のイントロや歌い出し、ギターソロの瞬間にめちゃくちゃテンションが上がって、脳汁が出まくりです（笑）。最近はカナダ出身のGliiicoというバンドにも注目しています。車と音楽に関してはずっと語れちゃうくらい好きです。

鈴鹿央士（すずか おうじ）

2000年1月11日生まれ。岡山県出身。2019年映画『蜜蜂と遠雷』で俳優デビュー。ファッション誌「MEN’S NON-NO」専属モデル。近年の出演作品はドラマ『クロステイル 〜探偵教室〜』『六本木クラス』、映画『バイオレンスアクション』など。

1st写真集『omen-前兆-』

デビュー直後から現在まで、雑誌「プラスアクト」で撮影した写真と、地元・岡山で撮影した撮りおろしを収録。純粋で天然な姿は変わらず、3年間の成長と、俳優としての表現の幅を感じられる写真集となっている。12月14日発売。￥3080／ワニブックス

撮影／花村克彦 ヘアメイク／永瀬多壱（VANITES） スタイリング／朝倉豊 取材・文／浅原聡