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「杉状」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.3.11
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「杉状」です。

「杉」も「状」も、一見すると簡単に読めるため、もしかしたら「これが難読漢字…?」と不思議に思っている方もいらっしゃるかもしれません。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「杉状」の読み方!

それでは、早速「杉状」の読み方をご紹介します。

「すぎじょう」と読みたくなりますが、残念ながら不正解! しかし、そうなると「状をじょう以外で読んだことがないから、もう見当もつかないよ…」なんて方も多いかもしれません。

読み仮名は4文字で、「すぎ○○」と読みます。そう、やはりカギになるのは「状」の読み方です…!

「杉形」と書くこともできますよ。「形」の「な」から始まる読み方がわかるなら、きっと正解にたどり着けるはず…!

それでは、気になる読み方を発表します。

それは「すぎなり」でした!

「杉状」について

「形」には「なり」という読み方があり、その場合「態」と書くこともできます。

しかし、正解を聞いてもいまいちピンときていない方も多いかもしれません。「いったい、すぎなりってなんのこと…?」と、余計に疑問がわいているかもしれませんね。

それでは、辞書で意味を確認してみましょう!

① 杉の木のそびえたような形。上がとがり、左右がしだいに張り広がった形。金字形。すぎばえ。
② 陣立(じんだて)の名称。前隊に足軽を鉾形(ほこがた)に並べ、その後ろに武者を配したもの。ほこや。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

①は、まさに「杉状」、そして「杉形」という名前に相応しい意味かもしれません! しかし②は、現代ではほとんどなじみがないですよね。

ちなみに、今回は「状」をなんと読むかがカギになりましたが、実は「杉」にも「すぎ」以外の読み方があるんですよ。たとえば「古い杉の立木」を意味する言葉に「老杉」がありますが、こちらは「ろうさん」と読みます(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

見慣れた漢字に変わった読み方があることもしばしばあるため、気になる方は調べてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「杉状」は「すぎなり」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!