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「垂桜」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.3.19
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寒い冬が終われば、暖かい春が訪れますよね。今か今かと待ちわびていた方もいらっしゃると思います。

さて今回は、春に関する難読漢字「垂桜」をご紹介。毎年、この植物が開花するのを楽しみにしている方も多いはずですよ。

「垂桜」の読み方!

春の風物詩でもある「桜」。今回は、こちらの読み方はそこまで難しくありません。「ざくら」と読みますよ。

カギになるのは「垂」でしょう。しかし、読むことはなかなか難しいものの、意味から連想すればきっとわかるはずですよ。

「垂れる(たれる)」ように咲く「桜」と考えれば、なんとなくピンときませんか?

それでは、正解を発表します。

正解は「しだれざくら」「しだりざくら」でした!

「垂桜」について

「しだれざくら」と読む場合、「枝垂桜」と書くことも可能です。しかし、こちらは「しだりざくら」とは読まないみたい。混同してしまわぬよう、気をつけてくださいね。

なお、読み方は異なっているものの意味は同じです。「しだりざくら」は「しだれざくら」のことですよ。

さて、それではこの植物について、辞書で詳しく確認してみましょう。

〘名〙 バラ科の落葉高木。高さ五~二〇メートル。古くから神社の境内などに観賞用に栽植される。サクラの一種で枝が長く伸びて垂れ、アズマヒガンによく似ている。若枝、葉には毛が生える。葉は長楕円形で長さ一〇センチメートルぐらい。三月下旬葉に先だって径二センチメートルぐらいの花を開き枝一面をうめる。花はふつう淡紅色の単弁で、白や紅色、重弁の品種もある。くさじざくら。しだれひがん。しだりざくら。《季・春》

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「え、垂桜はバラの仲間なの?」と不思議に感じた方もいらっしゃるかもしれません。確かにその通りではあるものの、実はもともと「桜」が「バラ科」の植物なんですよ。

そして、ここでさらに驚くべき情報をお届けします!

実は「バラ科」の植物は、私たちの身近にたくさんあるんです。「桜」だけでなく、実は「林檎(りんご)」や「桃(もも)」、そして「梅(うめ)」なども挙げられます。

興味を持たれた方は、ぜひほかにも「バラ科」の植物がないか調べてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

「垂桜」は「しだれざくら」「しだりざくら」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!