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【大掃除】「掃除が一気にラクになる!」収納のプロがやっている“整理の仕組み”とは

  • 2022.12.31

こんにちは、住宅収納スペシャリスト・整理収納アドバイザーのぱぱらくです!

「大掃除、今から全部は間に合わないけど少しは片付けたい…どこを片付けたらいいかな?」

年末は忙しくて大掃除する時間が無い…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方には、来年のために「片付けやすい仕組み」をつくることがオススメ。

大掃除の時期はどうしても「掃除」がメインとされがちですが、来年のために「整理しやすい仕組みづくり」をするのにも、実はとても適した時期なんです。

今回は、掃除をラクにする「思い出の品の“整理の仕組み”づくりをご紹介します!

「整理の仕組み」って?

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画像:筆者撮影

お子様がいるご家庭が必ずと言っていいほど直面するのが、「思い出の品」の整理整頓。幼稚園や学校から持って帰ってくる物、工作物、終業式で持って帰ってきた物がそのままになっていませんか?

そう、思い出の品を整理する仕組みをつくれば、この先、急に思い出の品が増えることがあっても整理しやすくなるんです。一時的に仕分けして捨てたり大掃除したりするよりも、効果は大きいでしょう。

「整理の仕組みづくり」で意識すべきポイントは?

それでは、思い出の品の「整理の仕組みづくり」では、どんなことを意識すれば良いのでしょうか。ここでは、僕が実践している次の3つをご紹介します。

・家族で決める

家族のことなので、一人で決めてしまうと後で揉める原因になる場合も。基準を話し合ったり、その都度確認しあったりする方が安心です。

・実物を残しても良い箱をつくる

お手紙などはかさばらないので、一人ずつ「宝物box」をつくるのがオススメ。我が家は無印良品の「自立収納できるキャリーケース」を一人一つ持ち、そこに収納するようにしています。

・仕組みは今後変えてもOK

仕組みはその時に応じて変更OKです!大事なのは「宝物box」に入らない物はきっちり家から出すこと。

“完全に捨てる”のは寂しい…という場合はデータで残す

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画像:筆者撮影

スッキリ整理整頓したいとは言え、思い出の品を完全に捨てることに抵抗を感じる方も多くいらっしゃるでしょう。そんな時は、“データで残すこと”をオススメします。

実際に我が家でやっているのは次の2つ。

・写真に撮る

子供に作品を持たせて撮影したり、クラウド上に保存して親戚もアクセス可能にすると良いでしょう。

・動画に撮る

動画を撮りながらどんな風に書いたのかなど、つくった物に対して説明させたり、一緒に遊ぶ様子を撮る。保存はクラウドがオススメです。

近年はデータを保管するだけではなく、家族などで共有できるサービスも多く展開されているので、それらを活用すると良いでしょう。なお、サービスを利用する際は、突然のサービス終了に備え、バックアップを取ることも忘れないようにしましょう。


今回は「年末の大掃除、これだけは絶対にやってほしいこと」を紹介しました。

思い出品の整理を仕組化できれば、来年の大掃除だけではなく、日頃から片付けが楽になるはずです。掃除に時間が取れなかった方は、来年の自分が楽になるような整理の仕組みづくりをしてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。



ライター:ぱぱらく(Instagram/@paparaku999
「ままが楽になれば、ぱぱが楽になる」がモットー。自身が注文住宅を建てた経験から、知っておくべき家づくりの知識をまとめるWEBメディア「後悔しない注文住宅マニュアル」を運営。WEBサイトは毎月7万人以上が訪れ、SNSフォロワーは約5万人。男性目線での間取り・収納の考え方がセミナーやSNSで好評を得ている。大手メディアでのコラム執筆、雑誌掲載など多方面で活躍中。
【保有資格】住宅収納スペシャリスト・整理収納アドバイザー1級