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【大掃除】実は「掃除から始める」のはNG!“収納のプロ”が「大掃除の進め方」を解説

  • 2022.12.29

こんにちは、住宅収納スペシャリスト・整理収納アドバイザーのぱぱらくです。

「大掃除、まずどこから掃除しようかな?」とお考えの方、ちょっと待ってください!掃除をするよりも先に、やってほしいことがあるんです!

大掃除なのに、掃除から始めたらダメってどういうこと?ってなりますよね。僕の考えでは、大掃除はまず「物を捨てるところから始める」のが効率よく進めるコツだと思っています。

今回は「【大掃除】実は掃除から始めてはいけない」と題して、その理由を解説していきます。

まずは「物を捨てること」から始める

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画像:筆者撮影

「年末は大掃除の前に、物を捨てるところから始めるべき」というのが僕の主張です。なぜなら「掃除しながら不要品も整理していく」のは非常に疲れるからです。

大掃除は、僕の経験だと「不要な物を捨てる工程」と「掃除」がセットになっています。「捨てること」と、「普段しない場所の掃除」を同時にするのは、実はかなりハードなこと。少しでも負担を減らしたいならその2つは分けて考えて、まずは「捨てること」から取り組み、その後の「掃除」の負担を減らす流れに持っていくのがおすすめです。

掃除ができない原因は「物を捨てられない」から

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画像:筆者撮影

掃除ができないと感じている方の中には、実は掃除ではなく「捨てることが不得意」という方がいらっしゃいます。実際にSNSでコメントや質問をいただく際も、圧倒的に「掃除できない」ことよりも「捨てられない」ことに悩んでいる方が多いです。

元々捨てるのが苦手な場合、「物を捨てる」ことは精神的にしんどいもの。ただでさえ億劫な「掃除」に「“捨てる”しんどさ」がプラスされてしまえば、どんどんモチベーションも下がってしまいます。

大掃除の目的は快適な空間にすることと僕は考えているので、「不要品を捨てる」ことに絞った方が目に見えて部屋が片付きますし、目的は達成しやすくなると考えています。まずは掃除のことは一旦置いておいて、物を捨てることに集中してみましょう。

家族がそろう年末は「捨てる」チャンス

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画像:筆者撮影

家族がそろう年末は物を捨てる絶好のチャンスです。掃除は年明けでも1人でできますが、「捨てる」のは相談しながらでないと進まないケースが多くあります。

さらに大掃除も1度で家中を終わらせる必要はなく、「毎月1カ所」といった「小掃除」にして進めるのもおすすめ。窓や網戸掃除など、わざわざ水が冷たい冬にやりたくない箇所もありますよね。我が家も寒い時期にやりたくなかったので、1階の網戸と窓は夏の間に終わらせてしまいました。

年末は掃除よりも家族で協力しながら「不要な物を捨てる」ことに集中することが、年末の「大掃除」をスムーズに進めるコツになるでしょう。

 

今回は「【大掃除】実は掃除から始めてはいけない理由」を紹介しました。

「物を捨てる」ことから始めると、掃除するたびに毎回物を移動させることも減るので、その後の「掃除」もはかどりやすくなります。掃除ができないと悩んでいた方はぜひ「不要な物を捨てる」ことから始め、効率よく大掃除を進めてみてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。



ライター:ぱぱらく(Instagram/@paparaku999
「ままが楽になれば、ぱぱが楽になる」がモットー。自身が注文住宅を建てた経験から、知っておくべき家づくりの知識をまとめるWEBメディア「後悔しない注文住宅マニュアル」を運営。WEBサイトは毎月7万人以上が訪れ、SNSフォロワーは約5万人。男性目線での間取り・収納の考え方がセミナーやSNSで好評を得ている。大手メディアでのコラム執筆、雑誌掲載など多方面で活躍中。
【保有資格】住宅収納スペシャリスト・整理収納アドバイザー1級