サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、グループリーグE組の日本が11月23日、ドーハで行われた初戦で、W杯優勝経験のあるドイツに2対1で逆転勝利しました。そんな中、100円ショップ「DAISO(ダイソー)」を展開する大創産業(広島県東広島市)が、人気サッカー漫画「キャプテン翼 ライジングサン」とコラボしたサッカーボールなど、全72商品を11月14日から順次発売しています。なぜ人気漫画とのコラボ商品を企画したのでしょうか。同社の広報担当者に聞きました。
作者・高橋陽一さんの思いに共感
今回のコラボ企画では、「ミニサッカーボール」(330円、税込み、以下同)、「ナップサック」(220円、全3色)、「ポスターフレーム」(A3サイズ330円、A2サイズ550円)などを販売。同社によると、72商品の価格帯は110円から550円です。
なぜキャプテン翼とのコラボ商品を企画したのでしょうか。大創産業の広報担当者は「当社の担当者が、『キャプテン翼』の作者である高橋陽一先生とお会いする機会があり、その際に高橋先生から『(キャプテン翼を通じて)世界中のサッカーを知らない子どもたちが、サッカーに興味を持ってほしい。日本だけでなく、たくさんの海外の子どもたちにとって、サッカーを好きになるきっかけになってほしい』といったお話がありました」と経緯を説明。
その上で「世界26の国と地域で店舗を展開している当社としては、高橋先生のそうした思いに応えたかったので、今回、コラボ商品を発売しました。サッカーが盛り上がるこの時期に商品を展開できたのは、とてもうれしい偶然です」と答えています。
商品は、DAISOの店舗のほか、「DAISOネットストア」でも販売中です。大創産業によると、各商品とも在庫がなくなり次第、販売を終了するとのことです。
オトナンサー編集部