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神奈川フィルハーモニー管弦楽団の魅力に密着!

  • 2022.11.23

2022年7月中旬、音楽監督の沼尻竜典さんにインタビューをさせていただいてから、3ヶ月以上の月日が流れた10月27日、幸運にも再び沼尻さんにお会いする機会が訪れました!

神奈川フィルハーモニー管弦楽団の2023~2024年の演奏会日時や演目が発表されるとのことで、記者会見場所である横浜ベイホテル東急 地下1階 プリンスへ向かいます。

出典:リビング田園都市Web

記者会見に参加すること自体が初めてなので、ドキドキします!

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 記者会見

凛とした空気の中始まり、配られた資料を眺めながら…交響曲第4番、幻想交響曲など、普段はあまり目にすることのない曲目が並んでいます。幼稚園生の頃からピアノを習っていましたが、ある程度の基礎を習った後はJ-popや映画音楽が好きで弾いていた為、正直クラシックはあまり詳しくありません(汗)

私と同じように、テレビで聴くような王道のクラシックしか知らないかも…という読者さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

沼尻さんは、そんな不安をあっさりと拭い去るかのように、曲の説明がとても上手なので、言葉だけで曲の持つ雰囲気が伝わってくるのが素晴らしいのです!

この記者会見の中で、私が特に心に刺さった言葉をシェアしたいと思います。 「現代では古い曲と一括りにされてしまうクラシックだが、100年、200年前の当時は最新曲だった。」

クラシックと聞くと、教科書に載っている歴史上の人が作った古い曲という認識でしかありませんでしたが、当時では最新の画期的な曲ばかりで、それらが時を越え、オーケストラ演奏によって現代に蘇る、100年以上前と繋がることが出来る奇跡なのです。

視点を変えることで、とてもワクワクしてきませんか?

活躍の場はドラマにまで!

一通りの演奏会の紹介が終わり、最後に発表されたのが2023年1月スタートの新水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」(日テレ)に児玉交響楽団として、神奈川フィルハーモニー管弦楽団が撮影に全面協力するとのこと!!テレビでも演奏が聴けるとは嬉しい!

そして、沼尻さんから「ちょっとかっこいい役で出たいなぁ…」とおちゃめな発言が飛び出しました!実際に役をもらえたのかは、ドラマを見てのお楽しみですね♪

爽快感バツグンの音楽エンターテインメントドラマなので、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の活躍を応援しながら、ぜひ水曜日の夜10時はテレビの前に集合ですよ!お見逃しなく!!

ヨコハマ・ポップス・オーケストラ2022

夏のインタビューでは、この演奏会についてインタビューをさせていただいたので、実際にその演奏を聴きに来られた!という嬉しさで心がいっぱいになります。

出典:リビング田園都市Web

みなとみらいホールに入るのはこれが初めて!みなとみらい駅から直結なので、天候に左右されることなく、スムーズに到着しました。エントランスが綺麗で、これから演奏を聴きに行くぞ!という気合いがグッと入ります。

出典:リビング田園都市Web

ちなみにヨコハマ・ポップス・オーケストラとは… 神奈川フィルハーモニー管弦楽団が、オーケストラの魅力をより多くの人にアピールする為、2002年に神奈川フィル・ポップス・オーケストラをスタートしました。 映画音楽、ミュージカル、アメリカン・ポップスなど幅広いジャンルを演奏されています。

2013年からは横浜市の音楽フェスティバル「横浜音祭り2013」に合わせ、「ヨコハマ・ポップス・オーケストラ」として活動し、ジャンルを超えた音楽に挑戦しているのです。

出典:リビング田園都市Web

今回、2022年10月30日(日)には、ブロードウェイミュージカルで有名な「ウエスト・サイド・ストーリー」が演奏されました。小学生の頃に、学校で映画を観たのを思い出します。 ミュージカルにも映画にも欠かせないのが音楽。ストーリーは何となくしか思い出せなくても、音楽を聴くと「この物語!」とすぐにわかるのが、音楽の力ですね。

思わず踊り出したくなるラテンのリズムと、ヨコハマ・ポップス・オーケストラによる迫力のある音色が、映画の世界へと誘ってくれるような不思議な感覚で、とても心地よい楽しい時間です。

ミュージカルが大好きですが、歌なしの演奏だけでもしっかりと表現されていることに驚きました!それはそれぞれの楽器が歌うように奏でているからなのでしょうか。すぐ目の前に物語の登場人物がいるかのようなリアル感は、その場にいる誰もが感じたのだろうと思います。

ジャズに酔いしれる、そんな夜

休憩を挟み、後半は横浜JAZZ協会創立30周年記念の作品「ベイ・プロムナード」、世界初の演奏です。プロムナードとは、フランス語で「遊歩道」という意味なのだそうです。 横浜の開港以降の歴史と音楽的背景を巡り歩くことのできる作品にしたいという考えから生まれ、第1楽章から第4楽章で構成されています。

出典:リビング田園都市Web

オーケストラとジャズバンド(トランペット・ピアノ・ベース・ドラム)が、交互に演奏をしながら、少しずつ混ざり合い、美しいハーモニーへと変化していく様子を楽しめました。

ジャズの渡来は大正初期。戦後横浜は、米軍将兵が持ち込んだジャズが溢れ、それが現在に継承されているという歴史背景を知るとなお、今回の演奏に横浜の歴史を感じずにはいられません。横浜に伝わった歴史あるジャズをこんなにも素敵な演奏で届けてくれたことに感謝を伝えたいです。

これからも横浜がジャズで溢れる、オシャレで、多くの人を魅了する素敵な場所であり続けますように…♪

まとめ

夏のインタビューから始まり、記者会見、ヨコハマ・ポップス・オーケストラ2022の演奏会と3回にも及ぶ貴重な体験をさせていただきました。

2022年4月より神奈川フィルの音楽監督に就任された沼尻さんが率いる、神奈川フィルハーモニー管弦楽団のご活躍は今後もさらに広がっていくことと思います。

横浜みなとみらいホールだけでなく、神奈川県民ホール、神奈川県立音楽堂など、いくつかのホームを持っている神奈川フィルハーモニー管弦楽団は、横浜に留まらず、演奏の場を積極的に広げていくとも話していました。それにより、お客さんが行き来して、お互いの地で新たな交流、文化が生まれる、演奏を聴くだけでなく、地域活性まで考えられています!

今回、音楽を通して、横浜の歴史を感じ、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の魅力をたっぷりと体験することが出来たとても幸せで貴重な時間でした。ありがとうございました!!

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